【お知らせ】左右独立型ポータブルアンプ『Riccia』に関して

ポータブルアンプRicciaに関してのお知らせです。

【対象商品】
メーカー名：e☆イヤホン・ラボ
・Riccia(リシア) モジュールAモデル
JAN: 4589686675109
・Riccia(リシア) モジュールBモデル
JAN：4589686675116
・Riccia(リシア) モジュールA/Bセットモデル
JAN:4589686675123

問い合わせや修理のご依頼を受けた際に
『アンプ本体を介しての充電機能が動作しない』
という症状が確認されました。

当社指定の推奨電池を使用した場合でも、想定外の現象により充電部の安全回路に搭載された「異常検知機能」が作動してしまうケースが発生しております。
この異常検知機能は、長期間安全にご使用いただくために備えられたものであり、以下のような使用によるトラブルを防ぐために設計されています。

・推奨充電池以外の使用
・ニッケル水素電池以外の使用
・繰り返し使用による劣化が進んだ電池の使用

万が一、劣化や異常状態の電池を充電してしまった場合、電池の液漏れやアンプ本体へのダメージが発生する恐れがあるため、それを防ぐための機能として設計されています。

異常検知が発生した場合は、アンプ本体のUSB充電ポートがある面（リアパネル）の充電インジケーターの点滅で確認ができます。
点灯や点滅の回数によって異常の種類が判別できるため、詳細は以下をご参照ください。

【充電インジゲーターについて】

Ricciaは、お客様に安全に長くご使用いただくため、各種検知回路を搭載しています。
異常の判別は、リアパネルのインジケーターの点灯状態で確認できます。
※充電時間は最大4時間に設定されています。
〔正常動作時〕
点灯し続ける：充電中
1秒毎に点灯と消灯を繰り返す：充電が正常に完了し、電池に問題がない状態です。

〔異常検知動作時〕
3回点滅後、1秒消灯
・電池電圧が過放電状態（電池劣化判定）の可能性※1
　→新しい推奨電池に交換してください。

・電池が正しくセットされていない可能性
　→電池の向きが正しいか確認してください。

・一時的な著しい電圧低下により異常検知機能が作動
　→Riccia本体ではなく、市販のニッケル水素電池充電器で充電してください。

4回点滅後、1秒消灯
充電時間オーバー（4時間以上経過）
　→充電が完了していない可能性があります。
　　電池が劣化、または推奨電池ではない可能性があるため、新しい推奨電池に交換してください。

5回点滅後、1秒消灯
高電圧状態（電池異常）により充電検知不可
　→充電不良の可能性があります。
　　電池が劣化、または推奨電池ではない可能性があるため、新しい推奨電池に交換してください。

インジケーターが点灯しない
本体の故障の可能性
　→充電せずに使用を中止し、購入販売店にお問い合わせください。

※1 電池電圧が過放電状態（電池劣化判定）の可能性
Ricciaには、初期出荷時に推奨ニッケル水素充電池がセットおりますが、電池の仕様上、長期間放置すると著しい電圧低下が発生する場合があります。
特に電池残量が少ない状態では、短期間で電圧低下が起こりやすく、稀に満充電に近い状態の電池でも数か月で電圧低下が発生することがあります。
この状態の場合、一時的に電圧が低下している可能性が高いため、市販のニッケル水素専用充電器で短時間（5～10分程度）充電を行うことで回復するケースがほとんどです。
上記方法を数回試しても改善しない場合は、電池の劣化が考えられます。
その際は、新しい推奨充電池に交換してください。

◎本内容は、オンライン説明書にも記載いたしました。
アンプのパッケージに同梱されている説明書にQRコードがあり、そこからもアクセス可能です。
https://www.e-earphone.jp/user_data/riccia/

異常検知が確認された場合は、適切な処理を行っていただくことで、通常動作するようになります。

万が一、それ以外の不具合が発生した場合や、対応を行っても解決しない場合は、e☆イヤホンまでお問い合わせください。
◎本機の異常検知機能は、本体の破損などの重大な問題を防ぐために作動するものであり、致命的な不具合ではありません。

しかし、安全機能が意図せず作動してしまう可能性があることを確認しており、現在も詳細な調査を進めております。
現在、検証作業を継続しているため、問題の解決にもうしばらくお時間をいただければと思います。
ご購入いただいたお客様、またご購入を検討されているお客様には、ご不安やご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

現在、以下の対策を検討しております。
・e☆イヤホンラボにて検証済みの充電池への交換対応
・検知回路および当該症状が発生する充電池への対応として、回路ファームウェアの更新
検査および検証を可能な限り迅速に進めてまいりますので、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。

何卒よろしくお願いいたします。