初めまして!秋葉原店でe☆イヤホンお客様係の中の人(交代制)を行いながら、

クリニックで修理の受付したり、電話やメールで製品を買うにあたってのお悩み相談や

動作検証などをしたりしている、のってぃです◎

最近はもっぱら音源収集や革製品の手入ればかりしてます。

本日はどんどん増えていっている【イヤホンコネクタ】のご紹介です!

最近、ポータブルオーディオに興味を持ち始めた方など

ぜひご参考いただけますと幸いです!


【Pentaconn ear(ショート)】

現行のAcoustuneシリーズなどで採用しているコネクタです。

のちに紹介する異形コネクタも一応使えます。

(隙間が空くのであまりお勧めはしません。)

※MMCXコネクタとの互換性はありません。


【Pentaconn ear(異形)】

こちらはゼンハイザーIE100Proなどで採用されているコネクタです。

先に紹介したショートコネクタは使用できません。

※MMCXコネクタ各種やIPXなどとの互換性はありません。


【MMCX】

SHUREなどを筆頭に幅広く採用されたコネクタです。

注意点としてパーツ単位で精度差があったり、

微妙に設計が異なる場合があるので

完全互換というわけではないことを念頭に置きましょう。


【MMCX SENNHEISERシリーズ(IE200/300/600/900)】

こちらも奥まったコネクタとなっています。

コネクタ相性がややシビアで純正外で音の跡切れなどが

発生する場合がございます。

通常のMMCXはご使用いただけませんのでご注意ください。


【MMCX SONY IERシリーズ】

基本的に専用コネクタに該当します。

製品名や製品仕様などに対応の旨がないケーブルは非推奨となります。

通常のMMCXを挿し込んだ場合、 抜けなくなるなどのトラブルがございますのでご注意ください。


【MMCX SONY XBAシリーズ】

こちらも基本的に専用コネクタに該当します。

機種によっては奥まった位置にあるもの、写真のような奥行きのないものが

存在しますが、同様に社外製ケーブルだとコネクタ相性による跡切れなどの

症状が起きたり、設計上刺さらないことがあります。

そのため原則としては対応ケーブルをご使用ください。


【埋め込みCIEM2pin】

※スタッフの所持個体なので純正ケーブルではございません。ご注意くださいませ。

メスコネクタが奥まった位置にあるため写真のケーブルコネクタのような

段差のあるもののみ使用可能です。

また段差部分には溝が彫られているのですが基本的にはこれが外側に来るように

装着することが多い状況です。

注意点としてメス側の設計によっては刺さらない、刺さりにくいものがあるので

事前に確認しましょう。

また正式な規格ではないですがピンの太さも【0.75~0.78㎜前後】の径の精度差(?)があるため

社外製ケーブルを使った際に、お使いのイヤホンコネクタが緩くなる場合がございます。

こちらはメーカー保証外となり原則有償対応となりますのでご注意ください。


【FLAT CIEM2pin】

昨今中国メーカーの比較的新しい製品に多い段差がないタイプのオスコネクタです。

メス側はフラットなものが多いので基本的に埋め込みのものも使えますが、

写真のオスコネクタのように少しだけピンが長いものもあるので

社外製のイヤホンに使用した場合は奥まで刺さりきらないものがあるのでご注意ください。


【CIEM2pin※やや特殊(?)】

こういったものは極めて一部ですがメスコネクタが若干奥まっており、

オスコネクタのピンが長いものがあります。

個体差などもあるので規格とは言えないかな?と思いますが参考までに。


【TFZ2pin】

イヤホンメーカー【TFZ】で使用されているコネクタです。

ピンアサインがCIEM2pinと同じでカバーが被さるような設計です。

CIEM2pinのコネクタ自体は刺さりますが段差がある分コネクタ部が

長くなってしまうので破損リスクが高く非推奨です。


【旧UE/qdc2pin】

TFZ2pinとそっくりですが全く互換性はありません。

ピンアサインが逆であることや段差が高くカバーしきれないなど

違いがあるので専用のケーブルをご利用ください。

また旧UEとqdcで形状やアサインはほぼ同一ですが、

完全互換ではございませんのでご注意ください。


【IPXコネクタ/T2コネクタ】

代表的なところだと現行ultimate earsに採用されているコネクタです。

非常に小型のコネクタであるため取り扱いにはご注意ください。


【FitEar2pin】

国内カスタムIEM最大手といっても過言ではない須山補聴器さんの

FitEarに採用されたコネクタです。

専用コネクタなので他の2pinコネクタは使用できません。

また自作される方の場合、まれに規格の問題か抜けなくなってしまうような

パーツも一部存在するようなので部品選びは要注意かもしれません。


この他にもコネクタは存在しますが、以上が現行で販売されている製品の中で

採用率が高いコネクタです。 似通った形状が多いのですが、こんなにたくさんの注意点が存在します。

リケーブルの際の参考としていただけますと幸いです。 今回はここまで。 またお会い所ましょう!

 

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それでは第8回でお会いしましょう!

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