e☆イヤホン梅田EST店ヘッドホン・ワイヤレスヘッドホン担当のジャスミンがaudio-technica「ATH-M20X」から順番に「ATH-M70X」まで徹底レビュー!
こんにちは!e☆イヤホン梅田EST店ジャスミンです!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕は最近「Rockman X Dive」という携帯アプリゲームにはまっています。いわゆる左から右に行くゲームなのですが、シンプルの中にロマンが詰まっていて好きなんですよね。いわゆる平成生まれ世代ホイホイです。
あと画質がとにかく良くて本当にすごい・・・あんな高い画質を出力するゲーム機は自宅に眠っている初代Wiiぐらいしかないです。
そう、僕はすごく遅れをとっている。
このRockmanX Diveをすることで時代に追いつきたいですね。
そんなことはさておき、年末が近づいてきましたが今月もやります!
「星野通信Vol.4」です!!
今回のレビューはコチラ!!
audio-technica「ATH-M20X」から「ATH-M70X」まで全部聴き比べしてみた!
表題の通り、今回はaudio-technica「ATH-M20X」・「ATH-M30X」・「ATH-M40X」・「ATH-M50X」・「ATH-M60X」・「ATH-M70X」すべての機種を聴き比べ・レビューします!
なぜレビューするに至ったかと申し上げますと、一つ一つ音色が違うことと、ATH-M50Xを境に音の方向性がガラっと変わります。
一貫してリスニングヘッドホン・モニターヘッドホンの物はあれど、途中でリスニングヘッドホンからモニターヘッドホンに変わる「ATH-M〇0X」シリーズは珍しいと思い、レビューすることにしました!
今回も長い文章になってしまいますが、最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします!
レビュー方法
採点方式を採用します。1~10点満点で「★」の数をつけていきます!
今回の項目は
■解像度
■低音域
■中音域
■高音域
この4つです!
それでは早速行ってみましょう!最後までよろしくお願いいたします!
ATH-M20X
■解像度 ・・・ ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
■低音域 ・・・ ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
■中音域 ・・・ ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
■高音域 ・・・ ★★★★★☆☆☆☆☆ 5点
スペック
・形式:密閉ダイナミック型
・出力音圧レベル:96dB/mW
・再生周波数帯域:15~20,000Hz
・最大入力:700mW
・インピーダンス:47Ω
・質量(コードを除く):190g
音質
価格からは想像ができないくらい高解像度な音質で、クセの少ない素直な音質が魅力的だと感じました!
低音は太すぎず細すぎず、高音は滑らかですが定位はぼやけない絶妙なサウンドです!
こんな方におすすめ!
・ヘッドホン初心者の方
・コストパフォーマンスを重視される方
ATH-M30X
■解像度 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ 7点
■低音域 ・・・ ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
■中音域 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ 7点
■高音域 ・・・ ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
スペック
・形式:密閉ダイナミック型
・ドライバー:φ40mm、CCAWボイスコイル
・出力音圧レベル:96dB/mW
・再生周波数帯域:15~22,000Hz
・最大入力:1,300mW
・インピーダンス:47Ω
・質量(コード除く):220g
音質
M20Xに比べて一枚ベールを取ったかのように音の解像度が上がり、ずっと聴いていても耳が疲れないサウンドだと感じました!
低音域はどこかの帯域が膨らむことが無く、高音域はM20Xのクセのないサウンドに奥行きが足された印象です。
このサウンドで価格は1万円を切るということに驚きです。
こんな方におすすめ!
・歌や楽器を聴きこみたい方
・J-POPなどの歌ものをよく聴かれる方
ATH-M40X
■解像度 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ 7点
■低音域 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ 7点
■中音域 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ 7点
■高音域 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ 7点
スペック
・形式:密閉ダイナミック型
・ドライバー:φ40mm、CCAWボイスコイル
・出力音圧レベル:98dB/mW
・再生周波数帯域:15~24,000Hz
・最大入力:1,600mW
・インピーダンス:35Ω
・質量(コード除く):240g
音質
M30Xに比べて音質がさらにクリアになりますが、まだM50Xのようなモニター系のサウンドではありません。
しかし、この価格帯のリスニングヘッドホンの中でもかなりフラットな音質なので、音楽ジャンルを選ばず聴けるヘッドホンだと感じました。
低音のキレと音場の広さは絶妙で、ヘッドホンアンプなどを使った時の音も最高です。
こんな方におすすめ!
・いろんなジャンルの音楽を聴かれる方
・楽曲の中の色んな楽器の音を聴きたい方
ATH-M50X
■解像度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ 8点
■低音域 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ 8点
■中音域 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ 8点
■高音域 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ 8点
スペック
・形式:密閉ダイナミック型
・ドライバー:φ45mm、CCAWボイスコイル
・出力音圧レベル:99dB/mW
・再生周波数帯域:15~28,000Hz
・最大入力:1,600mW
・インピーダンス:38Ω
・質量(コードを除く):285g
音質
モニターヘッドホンに必要なフラットサウンドを素晴らしい解像度で再生してくれると感じました。
一音一音の粒立ちが良く、音の質感をつかみやすいです。
ATH-M50Xは残響感がすごく綺麗に聴こえますので、楽曲制作、特にMIXの際(各楽器の音量を調整したり加工したりする作業)にぜひ使っていただきたいです。
ATH-M50Xで作り込めば、良い作品ができること間違いなしです!
こんな方におすすめ!
・モニターヘッドホン初心者の方
・楽曲制作をされる方
ATH-M60X
■解像度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ 8点
■低音域 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ 8点
■中音域 ・・・ ★★★★★★★★★☆ 9点
■高音域 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆ 7点
スペック
・型式 : 密閉ダイナミック型
・ドライバー : 45mm
・最大出力レベル : 102dB/1mW(1kHz)
・周波数特性 : 15~28,000Hz
・最大入力 : 1,600mW(1kHz)
・インピーダンス : 38Ω
・質量(ケーブル除く) : 220g
音質
ATH-M60xはシリーズの中で唯一オンイヤー型です。
音質はM50Xと同様に、モニターへッドホンに必要なフラットサウンド・解像度・定位感が抜群です。
どちらかと言えばM60Xはクラブ系、ダンスミュージック、Hip-Hopなど低音が効いたアーティストとの相性が良いと感じました。
ハウジングも小さく、本体も軽いので気軽に持ち運びやすいです。
こんな方におすすめ!
・いろんなジャンルを聴く
・外でも気軽にDJサウンドを味わいたい
ATH-M70X
■解像度 ・・・ ★★★★★★★★★★ 10点
■低音域 ・・・ ★★★★★★★★★☆ 9点
■中音域 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ 8点
■高音域 ・・・ ★★★★★★★★★☆ 9点
スペック
・型式:密閉ダイナミック型
・ドライバー:φ45mm、CCAWボイスコイル
・出力音圧レベル:97dB/mW
・再生周波数帯域:5~40,000Hz
・最大入力:2,000mW
・インピーダンス:35Ω
・質量(コード除く):280g
音質
M20X~M60Xと比べて圧倒的に解像度が高いと感じました!
スタジオモニターヘッドホンのM50xと比べてみると、M70Xの方がより低音域と高音域が豊かなので、M70Xの方が音の質感を捉えやすいと感じました。
スタジオモニター向けなサウンドなので、リスニングで使用されるには向いていないです。
しかし製作される方にはとても頼もしいヘッドホンだと感じました!
こんな方におすすめ!
・楽曲制作をされる方
・今持っているモニターヘッドホンで聴きとれない音があるとお困りの方
audio-technica「ATH-M20X~M70X」徹底レビューまとめ
いかがでしたか?
ATH-M20X~M70Xそれぞれ個性を持っていて、どれも良い音なので驚きました!
リスニングヘッドホンが欲しい場合はATH-M20X~M40Xから。
モニターヘッドホンが欲しい場合はATH-M50X~M70Xをお選びいただくことで、お客様の好みをすぐに発見することができます!
この懐の広さが、audio-technica「ATH-M〇0X」シリーズの見所だと今回のレビューで感じました!!
ぜひ店頭で試聴してみて下さい!
ちなみにジャスミンのお気に入りはこちらです!
ATH-M70X
audio-technica「ATH-M〇0X」の中で圧倒的に解像度が高かったのが一押しポイントです!
この解像度があれば、小さな音の変化に気づくことができます。
楽曲制作のお供として大活躍してくれることでしょう!!
今回の記事で登場した、audio-technica「ATH-M20X~M70X」はe☆イヤホン梅田EST店を含む、全店でご試聴できます!
お時間ございましたら、ぜひご試聴・ご来店くださいませ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
以上、梅田EST店ヘッドホン・ワイヤレスヘッドホン担当。ジャスミンでした。
これからもどんどん皆様に興味を持っていただけるブログを書いていきますので
ご期待ください!
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