トリプルハイブリッド&マイク付きのゲーミングイヤホンKingfisherが登場!
イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンのPRスタッフかわちゃんです。
今回の記事でご紹介をさせて頂くのは、数多くのカスタムIEMを手掛けるシンガポールのメーカー「AAW」から初となるゲーミングイヤホン
AAW Kingfisher
2020/7/18
発売予定
KingfisherはAAWの人気ハイブリッドイヤホンの『ACH』をベースに、FPSゲームにおいて重要な情報となる銃声や足音がしっかりと聴こえる用にチューニングされた機種です。
ゲーミング用途にフォーカスを当てたハイブリッドドライバーのイヤホンは珍しいですよね。AAWらしい製品です。
またイヤホンにしては珍しいムーブマイクを搭載しているのも大きな特徴で、高品位なボイスチャットも同時にお楽しみいただけます。
2020/11/03 更新
仕様変更により、パッケージ並びに付属ケースに変更がありました。
パッケージはよりスタイリッシュな縦長デザインになりました。
旧モデルのと比べるとよりコンパクトな大きさのケースですね。素材はセミハードからソフトケースへ変更されていて、柔らかく手触りのいい素材です。
スペック
ドライバー構成
低域:10mmダイナミックドライバー
中域:独自のノズルレスオープンベンドBAドライバー
高域:セラミックツイーター
ゲーミング用としては破格の3wayトリプルハイブリッドドライバーを搭載。低域から高域にかけて解像感と迫力を両立した優れた音響特性を誇る製品です。
インピーダンス
20Ohms@1KHz
感度
108 dB SPL@1mW @1KHz
再生周波数帯域
10Hz-40KHz
外観
AAWおなじみの『AAW Square Carry Case』に本体が収納されています。ケース外装表面の手触りは、ぷにぷにとしており柔らかい質感。レザー調の外装で高級感がありますね。セミハードケースタイプなので全体的にしっかりとした作り。大事な機材を守ってくれそうな頼もしさがあります。
ケースが大きく開き、イヤホン2つぐらいなら余裕で収納できそうな大きさなので物の出し入れも快適に行なえます。
イヤホン本体。シェルは樹脂が充填されている仕様が個人的に嬉しいポイント。ノズルが金属製なのもいいですね。シェルの透明度も高くAAWらしい高品位な作りです。
コネクターは信頼性が高く、汗や汚れが侵入しにくい埋め込み式2pinを採用しています。
カッコいいフェイスプレートが目を引きますね。シェルとフェイスプレートがビスでしっかりと固定されているのもポイントです。全体的にかなりガッチリとした造りで多少ラフな使い方をしてもびくともしないような耐久性の高さを感じました。
ケーブルは5N CGOCCの銀メッキ銅線を使った「Null Audio Ethos Pro-gamingケーブル」が付属いたします。
ゲーミング用としては破格の高品位な線材を使用しており優れた音響特性に加え見た目も美しいですね。丁寧な編み込みのケーブルで被膜は柔らかく取り回しもいいケーブルです。
プラグの端子はスマートフォンでの用途も考慮してか3.5mmの4極端子を採用しています。イヤホン端子とマイク端子を分離する変換ケーブルは付属していないので、PCなどでお使い頂くためには別途変換ケーブルをお求めください。
他にもクリーニングクロス、航空機アダプター、イヤーピース(シリコン&フォーム各S,M,L)が付属いたします。
マイクに関して
ユニークな機能としてKingfisherはムーブマイクを搭載しています。ケーブル上にマイクを搭載しているタイプの機種と比較すると、口元に近い位置にマイクを配置出来るのと、設計上マイクを大型化しやすいので音質を高品質化しやすいという利点があります。また、ケーブルのタッチノイズをマイクが拾いにくいのもポイントですね。
音質に関しては、普及価格帯のヘッドホン型ヘッドセットに搭載されているマイク並の音質でスムーズににコミュニケーションを取ることが可能な音質と感じました。
音質をご体感して頂くために実際にKingfisherのマイクを使って声を録音してみました。ぜひご参考にしていただければと思います。
装着感
シェル全体が耳にミチっとハマるような感覚でややタイトめな付け心地。耳にピッタリとはまるので実際に半日ぐらいつけっぱなしでゲームした場合でも、耳道の周りに少し違和感を感じるぐらいでした。さすがカスタムIEMを数多く手掛けるAAWですね。
平気で5~6時間ぐらい装着しがちなゲーム向けのデバイスとして、これほどに快適な装着感は多きな強みなのではないでしょうか。
ヘッドホンのイヤーパッドがフレーム部分を押し付けて痛くなるという悩みからも開放されるので、メガネユーザーの方にもおすすめです。
カナル型のイヤホンなので当たり前の事ですが、ヘッドホン型の製品と比べて遮音性が高いのもポイントです。ヘッドホン型のヘッドセットをしていた時にどうしても気になっていた、ゲーム機やゲーミングPCのファンの音がほとんど気にならなくなりめちゃ快適です。また、カナル型のイヤホンなので、かなり周りの環境音を軽減してくれますよ!
周りの環境がうるさくなりがちなeスポーツ施設やLANパーティーなどに参加してゲームを楽しむ時にも相性は抜群だと思います。ヘッドホンと違ってイヤホンは非常にコンパクトなので持ち運びが楽なのもポイントですね。
イヤホンの素性の良さが光る正確な定位感
さっそく、AAW Kingfisherを使ってゲームで遊んでみました。主にVALORANTや、CSGO、Quake Championsなどのマルチプレイ型のFPSをプレイした際の感想です。
最初に感じたのはイヤホン自体の素性の良さです。高音質なトリプルハイブリッドイヤホンの『ACH』がベースの製品なだけあり、ゲーミングオーディオの中でもトップクラスの解像感と分離感だと感じました。乱戦時のような色んな音が鳴りまくっている状況でも、音が団子にならずしっかりと聴き分けができるのはさすがですね。基本性能が非常に高いおかげで、マップの環境音と効果音がしっかりと分離して聴けました。
シャープで正確な定位感もKingfisherの強みです。銃声や足音などの重要な情報源となる効果音がハイライトされて聴こえることに加え、特に斜め前方30度ぐらいから斜め後ろへかけての定位感がトップクラスに優秀。どの方角から音がなっているか点で掴むことが出来るので、音で敵がどこにいるか判断するようなFPSゲームにおいて有利に試合を進めますよ!セラミックツイーターとBAドライバーの強みでもある細かい粒立ちの高域のおかげで細かい音も潰れずにしっかりと聴きとれるのもポイント。高域の細かさは同価格帯のハイエンドヘッドセットと比較しても頭一つ抜けた性能です。サウンドステージもそこそこ広いので音の距離感も分かりやすいです。
全体の音質の傾向は低音域と高音域が少しだけ強調された微ドンシャリです。低域の量感がゲーミングオーディオとしてはやや控えめに抑えられているのが個人的にかなり好印象。特に低域のレンジがかなり広く、深い帯域からもズシリと鳴るような質のいい低域が特徴です。中音域もこもることなくクリアなのでボイスチャットで会話する際にも相手の声を聴きやすい音質ですよ。音の角はマイルドに抑えられていて長時間ゲームで遊んでいても聴き疲れしにくく感じました。
イヤホン自体の性能が高いので音楽鑑賞も問題なく楽しめます。まとまりのある音質のベースモデル『ACH』とは異なりやや癖があり、特に低域がウーハーのような鳴り方で聴いていて楽しい音質と感じました。EDMなどの楽曲との相性は抜群ですよ!
動画でもご紹介しています!
イヤホンを使ってガッツリゲームをしたのは個人的にKingfisherが初めてだったのですが、イヤホンを使ってゲームをするのってアリですね。
ヘッドホンには無い圧倒的な遮音性と快適な装着感。嵩張らないのでよそ行きでゲームする時も楽に持ち運び出来ますし、イヤホンならではのメリットを感じました。もちろんスマホゲームとの相性も抜群です。
今回の記事でご紹介させて頂いた製品の試聴機は、e☆イヤホン秋葉原店と梅田EST店で展開予定です。
以上、最後まで読んで頂いてありがとうございます。e☆イヤホンPRスタッフのかわちゃんがお送りいたしました。
日本橋本店PR部のかわちゃんです!写真を撮ることが大好きなので、写真を通してイヤホンヘッドホンの魅力をお伝えしていきたいと思います!よろしくお願いします(`・ω・´)b