ゲーミング&ヘッドホン担当のレオです!
つい最近ゲーミングヘッドセット以外にもヘッドホンを担当することになったのですがヘッドホンの知識が乏しい・・・
そこで!今回は初心者・入門編として、
DJヘッドホン選びのポイントについて
現役DJの梅田EST店”しばちゃん”とお送りします!
【しばちゃんプロフィール】
DJ活動:2016年頃からDJ活動。EDM・アニソンをメインに活動中!
音楽:アニソン&EDMをメインに音楽系VTuber、ブラックミュージックやテクノ。
愛機:HS1655CU M-100master HDJ-X10C HD25
Twitter:@eear_shibachan
DJヘッドホンを選ぶ4つのポイント
1.ストレートケーブルとカールコードの違い
2.スイベル機構とは?
3.最大入力値
4.L字プラグとストレートプラグの違い
1.ストレートケーブルとカールコードの違い
今回はDJヘッドホンについて色々質問させて頂きます!
早速ですがストレートケーブルとカールコードの違いについてお願いします!
ストレートケーブルとカールコードの大きな違いと言えば、伸縮性があるか無いかですね!
思ったよりシンプルだった!
伸縮性の有無でDJプレイの際にどのように影響してきますか?
ストレートケーブルのほとんどは、長さが1.5m辺りが多くてDJのプレイスタイルにもよりますが、
ケーブルが長いと踏んでしまったり、絡まってしまったり等のデメリットがありますね。
逆にケーブルが短くても、DJプレイ中に体でリズムを取ったり、
パフォーマンス等が制限されてしまう部分もあります。
その点、カールコードは見た目は短く見えますが、
伸びきった状態で約3m程長さがあるモデルが多く、自在に伸縮するので、動きの制限や床にケーブルが垂れさがる心配も少ないので
最初に選ぶ機種はカールコードが採用されているヘッドホンをおすすめします!
たしかに、伸縮性のあるカールコードの方が使いやすそうですね!
中にはストレートケーブルが付属されているヘッドホンもあるのでDJヘッドホンを選び際には重要なポイントになりますね!
2.スイベル機構とは?
続いてスイベル機構についてなんですが、
DJヘッドホンの製品ページを見てるとよくスペック部分に表記されてますけど、そもそもスイベル機構って何??
スイベル機構って言うのは、簡単に解説すると
ヘッドホンのハウジングの角度を調整できる機能ですね!
スイベル機構採用のヘッドホンを使うときに
DJプレイの際に便利なポイントってありますか?
便利なところで言うと、モニタースピーカーから流れている音と、ヘッドホンから流れている音を
同時に聴く場面で、スイベル機構が採用されているヘッドホンだと、先ほど説明した通り
ハウジングの角度を調整できるので、肩にハウジングを固定して片耳でヘッドホンの音を聴けるので便利です。
スイベル機構を採用しているヘッドホンだとPioneer DJのヘッドホンが印象的ですね!
DJヘッドホン以外にもスイベル機構は採用されてますけど、DJ用途だとそういった使い方になるんですね!
DJをこれから初めてみようと思っている方は、スイベル機構があるヘッドホンを探すと良さそう!
3.最大入力値
モニタースピーカーから流れている音と
ヘッドホンから流れている音を同時に聴くために~と
言ってましたけど、DJイベントって音が爆音で流れているじゃないですか?
その爆音の中でもしっかりモニタリングって出来るんですか?
激しい音が流れている環境でモニタリングをするのに大切になってくるのが最大入力値です!
基本的に、キック・スネア・ハイハット・ベースライン等、モニタリングする際に聴きとりたい音は、
曲や人によって様々ですけど激しい音の中でもしっかりモニタリングする為に、音量を上げるじゃないですか?
最大入力値が低いとヘッドホンからの音が割れていたり、聴きとりたい音が正確に聴きとれなかったりするのですが、最大入力値が高めだと音割れの心配等が少なく、フロアやモニタースピーカーの音にも負けない音量でしっかりとモニタリングが可能なので、重要なポイントです!
一般的にDJ用ヘッドホンだと最大入力値が大体3,000mW、モニターヘッドホンだと大体1,000mWくらいなので、DJプレイ用にヘッドホンを選ぶ際にはスペックの確認も大事です!
モニターヘッドホンと比較しても数値で2倍近く違うし、耐久性の面でも最大入力値は大切なポイントですね!
4.L字プラグとストレートプラグの違い
DJヘッドホンってL字プラグが多いイメージですけどこれもDJプレイの際に使いやすさに変化はありますか?
機材によってはフェーダー等の近くにヘッドホン端子の差し込み口があったりするので、
ストレートプラグだと操作をする際にケーブル部分が手に触れてしまったり等がありますが、
L字プラグだとケーブルが比較的手に触れにくく、干渉しにくいのでL字プラグが採用されていたり、
変換プラグが付属されている機種が多いのかなと思います!
機材によっては、ストレートプラグだとケーブルが
少しせり上がって手に触れたりしそうなので、
使用する機材に合わせてプラグのタイプも確認しておきたいポイントですね!
他にもしばちゃんからDJヘッドホンについて、伝えたい事ってありますか??
僕自身、よく店頭でヘッドホンのご接客することがあり、選択肢の中にDJヘッドホンを選ばさせて頂く機会があるのですが
DJヘッドホンのイメージとして、
「低音がボンボン出る」「DJと付くのでDJをしている人専用でしょ?」
と思われるかもしれませんが、DJ用途以外にも普段のリスニングでも聴きやすい機種が多数あるので、
是非DJ用という概念に囚われずこの機会に、DJヘッドホンもご試聴してみてください!
たしかに、DJヘッドホン=DJ用と思われがちですけど
中にはリスニングでも楽しめるモデルも多いですよね!
最後にしばちゃんおすすめのDJヘッドホンをご紹介!
しばちゃんおすすめDJヘッドホン
SENNHEISER HD 25
しばちゃんレビュー
こちらの機種は、スタジオや屋外のプロの現場で使用されるモデルになっています!
音圧のレベルが高く、側圧も強めなので、騒音の中でもしっかりモニタリングが可能なヘッドホンで量感はありつつも鋭いアタック感を感じられる低域が印象的です!
中高域やボーカルなどに関しても、埋もれる事無く、モニタリングしたい音にメリハリのあるサウンドです!
V-MODA Crossfade M-100 Master
しばちゃんレビュー
中世ヨーロッパの鎧、サイバーパンクな見た目が特徴的!
ハウジングのシールドが交換可能で、自分好みのカスタマイズが可能。
前モデルのM‐100では少しドライ傾向で、DJ&リスニングもこなす万能モデルでしたがM-100Masterに変わり、ローランドのエンジニアがM‐100のドライバーをベースにチューニングを監修した事により、更にリスニングがしやすい機種へパワーアップしています。
モニタリングに関しても、より一音一音の輪郭が掴みやすくなりました。
audio-technica ATH-M50x
しばちゃんレビュー
モニターヘッドホンとしても人気の高いM50x。
アタック感が良好で、DJやトラックメイカーに人気です。
全体的に癖のないサウンドで、低域が程よく強くパンチがあるのでリズムが取りやすいモデルです。
DTM等でも、モニタリングとして使いやすいので、プロの現場から宅録まで幅広く支持されています。
Pioneer DJ HDJ-X10
しばちゃんレビュー
大口径50mm HDドライバーを搭載し、発売当時DJヘッドホン業界初となる、5Hzから40kHzまでの高解像度再生を可能にしたモデル!
汗や汚れに強いナノコーティング加工や、ハードな現場でも耐える高い耐久性を持ち合わせ、中でも可動域の広いスイベル機構が特徴的で、様々なDJスタイルにマッチしやすいモデルです!
全体的に高解像度でクリアなサウンドと、量感がありながらもタイトな低域で、数あるDJヘッドホンの中でも、抜群の伸びやかな中高域は是非、試聴していただきたいモデルです!
PR担当のたにみくがしばちゃんの愛用ヘッドホンについて動画でも紹介しているので、是非動画もチェックしてみてください!
以上!DJヘッドホン選びのポイントについて大阪日本橋本店レオと梅田EST店しばちゃんがお送りしました!
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PR部のレオです。
動画編集など、裏方としてひっそりと活動してます!
トムとジェリーが好きなのと映画見るのが好きです。