田所さんがオーダーしたイヤモニと、新譜『RIVALS』についてお話を伺いました。

 


 

 

皆さんこんにちは。

イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のだいせんせいです。

 

突然ですが、皆さんは11月27日発売の田所あずささんの新譜『RIVALS』はもうお聴きになりましたか?

 

 

疾走感のあるサウンドに田所さんの伸びやかな歌声が合わさった爽快なアッパー・チューンで、ついついリピートを繰り返してしまい、気づけば業務時間が終わっているという毎日を過ごしています。

 

そんなある日、カスタムIEMブランド『64AUDIO』の輸入代理店をしているミックスウェーブから「とあるアーティストさんが64AUDIOのカスタムIEM(イヤモニ)をオーダーしたので、よかったらお話を聞きませんか?」という連絡が。

 

正直僕は『RIVALS』を聴くので忙しかったのですが、しぶしぶインタビューを引き受けることに……。

 

 

 

インタビュー当日

 

こんにちは!

 

 

え!!?!?

 

 

 


 

田所あずさ Azusa Tadokoro

声優 / アーティスト

 

1993年11月10日生まれのAB 型。ホリプロインターナショナル所属。

『第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン~次世代声優アーティストオーディション~』グランプリ。

声優として『アイカツ!』霧矢あおい役をはじめ、『アイカツフレンズ!』神城カレン役、『神田川JET GIRLS』紫集院かぐや役、『BanG Dream!』瀬田薫役、『ウマ娘プリティーダービー』シンボリルドルフ役、『転生したらスライムだった件』クロエ役、『ポチッと発明ピカちんキット』あたる役など数々のアニメ・ゲームに出演。

また、2014年に1st アルバム「Beyond Myself!」でアーティストデビュー。

以降、数々のアニメでタイアップを担当し、2019年8月21日にはノンタイアップシングル「イコール」をリリース。

このシングルを提げて、初のアリーナワンマンライブも開催した。

今勢いに乗っている実力派声優アーティストである。

 

 

 


 

今回『64AUDIO』のカスタムIEM(イヤモニ)をオーダーしたのは、まさかの田所あずささんでした。

 

大人気声優として活動する傍ら、アーティストとしても第一線をひた走る田所さんにお話をお伺いしていきます。

 

 

 

というわけで(?)、本日はよろしくお願いします。

 

 

よろしくお願いします!

 

 

 

カスタムIEM(イヤモニ)とは?

カスタムIEMとは、Custom In Ear Monitor(カスタム・イン・イヤー・モニター)の略称で、イヤモニとも略されます。主にステージミュージシャンやサウンドエンジニアが正確なモニタリング(音響の観測)のため、高解像度・高遮音性を追求したモニター用イヤホンのことを指します。

 

自分の耳型(インプレッション)を採取してオーダーメイドで作成するため、耳にピッタリとフィットします。また、本体のカラーや柄が選べるため、世界に1つだけの自分専用のイヤホンが作成できます!

 

アーティストなどが使用するプロモデルなので、高音質を求めた作りになっています。耳にフィットするため、遮音性も高く、音漏れがとても少ないのも特徴です。

 

 

 

『64AUDIO』のイヤモニをオーダーしたきっかけ

今回、田所さんは『64AUDIO』というブランドの『A12t』をオーダーされたそうですね。

 

 

 

そうなんです! この間のワンマンライブ(『AZUSA TADOKORO SPECIAL LIVE 2019~イコール~』)から使い始めています。

 

 

なんと、早速お使いになっているんですね! 個人用のイヤモニをオーダーするのは初めてですか?

 

 

いえ、以前から使っていた物もあったんですが……。実は私、イヤモニが苦手なんです。密閉されている感じというか、骨ごと振動しているような感じが苦手で。

 

 

でも、「機種によってはそういう感覚が少ない物もあるよ」というお話を聞いて、それなら試してみたいな、と思ったんです。自分が好きになれるイヤモニを見つけてみたいと思って。

 

 

なるほど、それで64AUDIOでしたか……!

 

64AUDIOのイヤモニに搭載されているapexテクノロジーをお試しいただいたのですね。

 

※apexテクノロジー:64AUDIOのイヤモニに搭載されている『第二の鼓膜』と呼ばれるモジュールにより、鼓膜や耳の筋肉にかかる負担を低減する技術。

 

 

そうなんです! 密閉されているイヤな感じが無かったので、こちらを選びました。

 

 

64AUDIOって国内だと結構マニアックなブランドなので、正直「なんでこんなに玄人なチョイスを……?」と思っていたのですが、そういうきっかけがあったのですね。

 

すでにワンマンライブで実際に使用されたということですが、使ってみた感触はいかがでしたか?

 

 

やっぱり、密閉感が無いことにすごく驚きました。

 

外音が結構聴こえるので、そういう意味ではモニタリングが難しい部分もありました。ただ、やはり空間を感じられるので、声を伸ばしやすかったり、ちゃんとホール感があるというか、そういう部分がとても気に入っています。密閉感があると、声が広がらなくなっちゃうんですよね。

 

 

今までのイヤモニだと、ライブの後半には耳が疲れて変になっちゃったりもしたんですけど、今回作ったイヤモニはそういう負担も少なくて。「すごく耳に優しい機種なんだな」と思いました。

 

 

なるほど……。

 

僕らもイヤモニで音楽を聴くことはありますが、それはあくまでオーディオファンとしてであって、きっと、アーティストさんのほうが遥かにハードな環境でイヤモニを使っていらっしゃるんですよね。

 

僕は64AUDIOのイヤモニを「聴き疲れしにくくて良い」くらいの気持ちで捉えていたんですけど、アーティストさんからしたらものすごく重要な部分なわけで。apexテクノロジーが『イヤーモニターのための技術』であるということを再認識しました。

 

ところで、今回はイヤモニのカラーをブルーにされていますね。

 

 

そうですね!

 

もちろん好きな色というのが一番大きいんですけど、すごく縁のある色なので。ソロで活動していても、チラッと見えたときに青がいいなあ、って思いまして。

 

 

それでは、今後のライブとかでも、耳元に注目したら青いイヤモニがチラッと見えるかも?

 

 

はい! ぜひ注目してみてください!

 

 

 

田所さんの普段の音楽視聴環境

せっかくなので今回は、64AUDIOのイヤモニで音楽を聴いていただきます。

 

イヤモニでこうやって音楽を聴くことってありますか?

 

 

いやあ、聴かないですね……(笑)。普段からイヤモニなんて、すごい贅沢!

 

 

 

そうですよね(笑)。やはりイヤモニは道具としての側面が強くて、こうして音楽観賞用として使うことって少ないと思いますが、今回はそんなギャップもお楽しみいただければと思います。

 

ちなみに普段は、音楽をよく聴かれるほうですか?

 

 

はい! 結構聴いてます。

 

よく使ってるイヤホンもあるんですけど、どんなものだったかな……(笑)。あんまりこだわりは無いかもしれません。

 

 

なるほど。それでは、音楽を聴くときの音の好みなどはありますか?

 

たとえば、低音が出ているほうが良いとか、高音がキラキラしているほうが良いとか。

 

 

歌うときは、声が綺麗に聴こえることと、空間を感じられることを重視しているんですけど……。普通に音楽を聴くときは、低音が強いほうが好きかなあ。迫力もあって。

 

 

今回の新譜『RIVALS』みたいな疾走感のある楽曲でも、リズムがしっかり感じられたり、低音は大事な要素ですよね。

 

ちなみに、普段はどんな音楽を聴いていますか?

 

 

お仕事の曲が多いですね。あとは、海外のアーティストとか、日本のポップスとかもよく聴いてます。

 

 

ウエイトとしては、やはりご自身の楽曲のほうが多いのでしょうか。

 

 

多いですね! ライブで歌う曲とか、レコーディングで覚えなきゃいけない曲とかを、プレイリストにして聴いています。

 

 

ご多忙ですもんね……! 

 

ただ、確認用として聴くのと、こうして腰を落ち着けてじっくりと聴くというのは、また違った印象があると思います。そういった部分にもぜひ注目してみてください!

 

 

 

新譜『RIVALS』を試聴!

というわけで今回聴いていただく楽曲は、先日発売された『RIVALS』です。

 

 

あ、もう音楽プレイヤーに入ってる! ありがとうございます(笑)。

 

 

今回のシングルについて、簡単にご紹介をいただいてもよろしいですか?

 

 

『RIVALS』は、TVアニメ『神田川JET GIRLS』のED主題歌です。

 

作品の世界観に合った、疾走感があって、熱くて、ちょっと切ない要素もあるような。スポ根にピッタリの楽曲です!

 

 

伸びやかで爽快感がある楽曲ですよね。

 

今回は、田所さんがオーダーしたイヤモニのユニバーサルモデルである『U12t』というイヤホンをご用意しました。

 

 

音楽プレイヤーもハイレゾ対応のものです。この組み合わせでぜひご試聴してみてください!

 

※ユニバーサルモデル:一般的に販売されている、共通の形状のイヤホン。

 

 

じゃあ、さっそく聴いてみます……!!

 

 

……良い!(笑)

 

 

ありがとうございます(笑)。

 

 

お店でどれにしようか悩んだときに、色んなものを聴かせてもらって決めたんですけど。

 

なんというか、このシャキっと感が好きで。精密な感じがすごく好みでした。

 

 

一音一音が粒立っているような、キメ細やかさがありますよね。

 

あまり性能が良くないイヤホンとかだと、高域のキラキラした音が潰れがちになってしまったり、そういうことも少なくありません。

 

これくらいのグレードになってくると、上の方まで綺麗に描いてくれるので。そういった違いも感じていただけたかと思います。

 

 

全然違いますね! 確かに、高い音もすごく綺麗に聴こえました。

 

 

また、今回はいわゆる「ハイレゾ音源」をお聴きいただきました。もちろんCDの音質というのも良いのですが、それ以上のクオリティをご体感いただけたのではないでしょうか。

 

他の楽曲のハイレゾ音源も入れてありますので、よかったら聴いてみてください。

 

 

ほんとだ! じゃあ……「餞の鳥」を聴いてみよう。

 

 

(入れておいてよかった)

 

 

 

……こっちもすごい!

 

 

普段から聴いている楽曲でも、またちょっと印象が違って聴こえるのではないでしょうか?

 

 

たしかに。やっぱり、歌っているときの細かいニュアンスとか、そういうところまで感じられるかも。

 

 

以前インタビューさせていただいた声優さんだと、普段からイヤモニで音楽を聴かれている方もいらっしゃいます。そういうことも試してみると、普段何気なく聴いている楽曲も発見があるかもしれませんよ!

 

 

いいですね! ……でも、高いモノだからなあ〜(笑)。

 

 

ちょっと気が引けちゃいますよね(笑)。

 

 

 

終わりに

それでは、最後に読者の皆様へメッセージをお願いします。

 

 

こうやって良いイヤホンで音楽を聴いてみると、いつもとは全然違って聴こえました。

 

普段はなかなか気づかないような「こんな音が鳴ってたんだ」みたいな気付きだったり、私達が歌っているときにこだわっている部分だとか、息遣いだとか、そういう細かい部分もすごく精密に聴こえると思います。

 

ぜひ一度、良いイヤホンで音楽を聴いていただいて、私達のこだわりを発見してくれたら嬉しいです!

 

 

ありがとうございます!

 

 

 


田所あずささん、ありがとうございました。

 

 

ニューシングル『RIVALS』は、2019年11月27日より好評発売中です。

 

 

 

リリース情報

RIVALS

2019.11.27 Release

LACM-14943 / ¥1,300+税(アーティスト盤)

LACM-14944 / ¥1,200+税(アニメ盤)

 

リリース詳細(アーティスト盤):https://www.lantis.jp/release-item/LACM-14943.html

リリース詳細(アニメ盤):https://www.lantis.jp/release-item/LACM-14944.html

 

 

 

読者プレゼント

そしてなんと、今回のインタビューを記念して読者プレゼントをいただきました!

 

 

ご本人も欲しがっていた田所あずささんサイン入り『U12t』を、抽選で1名様にプレゼント!

 

 

応募方法は以下の通りとなっております。

 

応募方法

 

をフォローの上、以下のツイートをリツイートで応募完了!

 

 

抽選で当選された1名様に、TwitterのDMにて当選通知をお送りいたします。

 

※景品お受取後の交換、返却などは受け付けできません。

※キャンペーン景品の発送先は日本国内、ご応募は日本在住の方に限らせていただきます。

※第三者へ景品を転売または選権利の換金、他人への譲渡する行為は、理由・目的を問わず一切禁止いたします。

 

募集締切:2019年12月31日 23:59

当選発表/発送:2020年1月予定

 

沢山のご応募、お待ちしております!

 

 

 

お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。


 

【協力】

株式会社バンダイナムコアーツ

株式会社ホリプロインターナショナル

ミックスウェーブ株式会社

 

※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。