ども、けいちゃんです。
最近、雨続きですね。
僕は雨が嫌いというわけではなく、むしろ雨対策をしてチャリで走り回るのが好きだったりします。
なんかこう、冒険してる感じがたまらない。
防水スピーカーをカバンにつけて見知らぬ土地にでかけたり。
お気に入りのスピーカーはコレ。
お風呂でも使えるぐらいしっかりとした防水性能に、外で使っても音痩せしにくい深い低音域。歩いて使うには大きいけど、自転車ならボトルケージに入れてもいいんじゃないでしょうか。
さて本題!
eイヤホン名古屋大須店 イヤホン相談コンシェルジュとして皆さんとご相談している毎日。
ふと、こんな製品が気になりました。
知る人ぞ知る、いや知らない人はまず知らない。
AROMAは香港のポータブルオーディオブランド。
ハイエンドイヤホンやポータブルアンプ(略 ポタアン)を、僕たち熱いマニア向けに 香港の熱いマニア達が作り出している新興ブランドです。
前モデルのAROMA A10はポタアン好きの方々から「とにかく音がイイ、オペアンプの交換もできて楽しい」と絶大な支持を受けていました。
A100はその後継にあたるモデル。
一見サイズ感は似ていますが、前モデルの厚み26.5mm → 30mmへサイズアップ。
入力は3.5mmアンバランスと2.5mmバランス、出力には2.5mmや3.5mmだけでなく最近流行りの4.4mm出力端子まで備えます。
この厚みにも理由がありまして、
天板をスライドすることで中の基板があらわれ、ドでかいコンデンサーやバッテリーが見られます。
圧巻ですね!かっこいい。
なんでも電源部分にスペースの2/3を使っていて、音質を追求した結果なのだとか。
もちろんオペアンプの交換もソケットに差し替えるだけなので簡単にできちゃいます。
これがこのアンプのおいしいところです。ふふふ。
あぁもう待ちきれない!早速聴いちゃおうゼ!
ってことでiPhone、audioquestのDRAGON FLY RED、DITA Twinsを用意してドキドキの聴き比べタイム。
まずは3.5mmアンバランス出力で。
出力ゲインはロー/ハイの2段階、まずはイヤホンを使用したのでローに設定しています。
それでも凄いパワー感。Dita Twins Fealtyってこんな太い音だっけ?ってぐらい深く密な音。
140km/hのスローボールが160km/h越えのドストレートに変化した感じです。野球はわかんないけど。
普段よく聴く楽曲だと、音源の粗までわかっちゃうぐらい。
果たしてコレは僕にとってイイ音なのか、ジャンルや音源を選んでしまう組み合わせかもしれません。
お楽しみの2.5mmバランス出力。
バランス出力にするとガツンと音量が上がる印象が強かったのですが、このA100ではさほど音量差は感じません。
いい様に言うと「分離感が出てステージが一段と広く感じられる」、悪く言うと「音楽のノリが失われがち」なのですが、A100はそのへんのバランスがうまく取れてます。
「音の太さは失わずに一枚ベールをめくった」という表現がふさわしいかと思います。
今のところ、2.5mm出力が僕好みだぞ~。
さらなる高みへ!? 4.4mmバランス出力やいかに
Dita Twinsはプラグ交換で別売りの4.4mmプラグに換装できるのだ!
ムム。これは多少違うかもしれない。
『テレキャスターの真実/凛として時雨』のエレキギターやゴリッと歪んだベースを聴いたところ2.5mm出力は「バキッ」としたエッジ感が際立ちましたが、4.4mm出力はすこーしマイルドになったのかな?というイメージ。
ハッとして内部の出力端子を見てみます。
3.5mm / 2.5mm / 4.4mmジャックのハンダ付けの順番や端子の太さが音質に影響しているところもあるのかも。
プラシーボ効果もあるかもしれないけど、自分の聴いた感触を信じると2.5mm出力が一番好みでした。
実はAROMA A100にはさらなるパワーアップキットが用意されています。
試聴用サンプルがないので、これはまたいずれ試したいと思います。
近頃は音楽プレイヤーの性能アップによりポタアンを使われる方が減ったと思います。
でもポタアンを通して初めて楽しめるサウンドもあるのです。
今の手持ちの環境に満足しちゃったという方も、一度 AROMA A100を試してみて下さい。
けいちゃんでした~