毎年この時期になるとオーディオイベントが多数開催され、新製品の発表ラッシュになりますね。
えぇ、物欲が止まりません。
けいちゃんです。
僕の場合、新製品発表ラッシュの中でもどうしても気になるのがポタアン事情なのです。
プレイヤーからラインアウトして、mini-miniケーブルを使いポタアンに接続する。
いわゆる“アナログ接続”での使用がマイブーム。
そんなわけで今回はアナログ接続なポタアンをいくつか比較・レビューしてみたいと思います!
今回の試聴環境はこんな感じ。
▼【プレイヤー】iriver Astell&Kern AK120II
↓
▼【ミニミニケーブル】Crystal Cable CP-MINI-0.1M(10cm)
↓
①CypherLabs AlgoRhythm Picollo
↓
▼【カスタムIEM】HEIR AUDIO Heir 10.A(※試聴機です)
それでは早速比較してみた!!
まずはこちら!
①CypherLabs AlgoRhythm Picollo
高さはAK120IIの方が高いです。
厚みはPicolloが多少分厚い程度
重ねてみる。
横幅がほぼ同じなのでポータブルしやすい!
実に美しい2段重ねですね♪
さてさて、肝心の音質はというと・・・
ボリュームを回したときにガリノイズが入るのはPiccoloの仕様上、仕方がないのですが、スッと伸びゆくボーカル・シンバルがとても心地よいです。
もちろん音圧もグッと増すので特に多ドライバーのカスタムIEMとも相性良し!
ただただ自然で音の分離が良くなり、これはまさしく“美音”なのだと改めて実感します。
ホワイトノイズは気にならない程度です。
サイズ感・音質を含めてAKシリーズとの相性はバッチリ!
DAP単体での音質に不満を持ち始めたら、まずはこの機種を試してほしい逸品です。
さて次に紹介する機種は!
高さは先のPiccoloとほぼ同じぐらいですね。
厚みもPiccoloとほぼ同じ!
重ねてみた。
幅が狭いのでポターブル性は高いです。
LINE INが背面にあるのでmini-miniケーブルの端子は選んでしまうかも・・・。
Piccoloと同じくフルディスクリートアンプなので、設計者の信念がこもったサウンドを体感できます。
一言で言うと濃いめ!音が凝縮された厚み・重量感のある音はとてもノリが良いですね。
濃いのですがこもった印象はありません。
変化球よりもド直球一本勝負なサウンドは癖になりそうです!
最後はコチラ!
かなり大型のポタアンDUET、やはり大きいです。
厚みも先の2台と比べると分厚くなりますが、見た目の割に軽量です。
重ねてみた。お、おおきい。
ポータブルするにはちょいと覚悟が必要かもしれません。
こちらもLINE IN端子が背面にあるのでケーブルを選びますね。
再三申し上げますがかなり大型のポタアン。
が、サウンドは流石の一級品です。
音が凝縮されているのですがレンジが広く、ボーカルの艶に磨きがかかります。
サ行の刺さりが少し気になるかもしれませんが慣れれば気持ち良い程度だと思います。
大きささえ気にしなければ音質はトップクラス!
ホワイトノイズもほとんど気になりません。
今回比較した機種の中では、大きさ・音質のバランスもありPiccoloがNo.1でした。
実際に所有していたこともあり愛着があったことも大きいかもしれません(笑)
新製品が続々と発表されるプレイヤー界ですが、ポタアンとの組み合わせてみるのも新たな境地に目覚めさせてくれるかもしれません。
気になったら是非eイヤで試聴してみて下さい。
おまけ
【バランス接続を大いに楽しんでみた】
自作ケーブルとBEAT AUDIOのVermilionを使用して“アルゴリズム デュエット!! バランスイン!!”をやってみました。
バランス接続の効果とは本当にすごいもので、イヤホンケーブルの影響もありますが、ボーカルの艶・音の定位がグググッと向上します。
肉厚でジューシーなサウンドは少し胃もたれしそうですが、一度この構成でポータブルしてみたいものです。
ではでは、
新しいポタアンが出た時に!
また会おう!!
さらばだ~!!!