たっくん
どもっ!!e☆イヤホンのたっくんです!

あの人気ブランドから新製品が登場します!

そのブランドとは…

Unique Melody は、 中国でも経済特区に指定され、 様々な分野の技術開発が行われる中国 ・ 珠海 市に本社を置くカスタム IEM の製造・開発メーカーです。 2006 年より独自の補聴器技術をベースとし、 オー ディオファイル向けのカスタム IEM の開発を進め、 2008 年より本格的にカスタム IEM の販売を開始。 当 時珍しかった、 ダイナミックドライバーとバランスド ・ アーマチュアドライバーを搭載したハイブリッド型カスタム IEM 「MERLIN」 を開発した事を切っ掛けに、 世界中からカスタム IEM の製造メーカーとして評価されるようにな りました。 現在は各国代理店の協力により、 地域性に特化した特別なチューニング、 ドライバー設計を施し た IEM を代理店と共同開発し、 そのユニークな設計思想や企業方針は世界中から高い評価を得ています。

ということで、Unique Melodyから新しいイヤホンが登場します!

これだっ!!!

スペック

ドライバー :18mm 平面磁気ドライバー

ドライバー構成:平面磁界駆動型

周波数特性:10Hz – 40kHz

入力感度:112dB

インピーダンス:32Ω

イヤホン端子:独自の凸型 2pin 端子

ケーブル素材:5N 銀メッキ無酸素銅 + 6N 無酸素銅

ケーブル長:約 120cm

入力端子:3.5mm ミニ端子

 

展示機を開封していきましょう!

Unique Melodyロゴ入りの木箱。

蓋はマグネットで止まっていました。

蓋を開けると…

キャリングケースと保証書カード!

このUFOの様な見た目のシリコン製のケースの中にイヤホンが入っています!

上下のストラップを持ち上げると、上のフォームの層が取り外せます。その下に、付属品が収められています。

 

「ME1」本体!

Unique Melody初の平面磁界駆動型イヤホンがついに登場しました!

1年ほど前からイベントなどで、試作品の参考展示がされていましたが、ついに製品版として登場しました!

平面磁界駆動型に共通するイメージ通りのデザインですが、同じ方式を採用しているAUDEZE iSINEと比較すると一回り本体が小さく、実用的と言えるサイズだと思います。サイズを測ってみると、一番大きな円の部分の直径が約25mmでした!

 

イヤホンの詳細の前に付属品を確認しておきましょう。

付属品一式!

 

フォームイヤーチップ×4

シリコンイヤーチップ×4

キャリングケース×2

3.5mm→6.3mm変換プラグ×1

航空機用変換アダプタ×1

クリーニングツール×1

クリーニングクロス×1

 

本体に装着されていたイヤーピースも含めて、これだけの付属品が同梱されています。

イヤホンケースが2つも付いています!どちらも使い勝手の良いケースで、特にシリコンケースの方は、手触りこそ柔らかいですが、内壁が厚くしっかりとイヤホンをガードしてくれそうです。

 

直径 18mm の平面磁気ドライバー!

この平面磁気ドライバーに採用されている磁気フィルムの厚さは僅か 「16μm」 という非常に薄いもので、アンプ側から送られてくる微細な音信号までも音波(振動)に変換し、より高い解像度や情報量を再現できます。

また ME1 には計 12 本の強力なネオジウム磁石を使用しており、 強力なドライバー駆動を可能にしています。

ME1展開図!

平面磁気ドライバーを構成する金属の格子には、 最新の3Dプリンターで作られた 「クローム合金」 や 「アルミニウム」 製の部品を使用しています。 サウンドチューブ(音導管)やフェイスプレートについても同様に3Dプリンターで作られたアルミニウム製の部品を使用しています。 この独自のユニットは、 細心の注意を払い手作業で組み立てを行っています。

以前の試作機ではドライバー径が22mm(うろ覚えでスミマセン)だったので、より小型化された様です。

 

アコースティックフィルターも!

この本体下部に装着されているパーツがフィルターに当たる役割を果たしています。

開放型のイヤホンですが、アコースティックフィルターを組み合わせることで、ある程度の外来ノイズを減衰させています。

周囲の音はもちろん聴こえてきますが、想像していたよりは周囲の音が気になりませんでした。

ステムとシェル!

ステムにはイヤーピースが外れにくい様、ダイヤモンド状のパターンが刻まれています。

またステム内部にはスプリングの様なパーツが見えますね。

これまでのフィルターとも違うアプローチで、興味深いですね。メンテナンスもしやすそうです。

 

これまで多くのイヤホンを世に送り出してきたブランドという事もあり、フィット感抜群のシェル形状です。

 

コネクター

Ultimate Earsの様にメス側が飛び出している2Pinです。

しっかりとしたコネクターなので、通常の2Pinよりも横方向の力が加わってピンが曲がってしまったり、折れてしまうリスクも低減できますね!

 

付属ケーブルがかなり良い!!

線材に 「5N 銀メッキ無酸素銅」 と 「6N 無酸素銅」 を組み合わせたハイブリッド仕様の高品質ケー ブルを使用しています。

8芯で編まれたケーブルで、プラグやスライダー部分も金属製で高級感があります。

プラグは写真の通り3.5mmのステレオミニプラグです。

リケーブルの必要がないと言えるほど、良いケーブルが付属しています。

 

きいてみた!

まず驚いたのは装着感の良さ。カスタムIEMも手がけるブランドという事もあって、装着感を犠牲にせずに平面磁界のドライバーを採用した事は賞賛に値します。既存のものはどうしてもサイズが大きく、安定して装着ができない場合が多かったですが、ME1は重量こそやや感じますが、他のユニバーサルタイプのイヤホンと同じ様な装着が可能です。

今回、様々なDAPやAMPで試聴しましたが、ポテンシャルがかなり高く、懐の深いイヤホンだと感じました。ME1のバランスはMidからLowにかけてが一番得意な帯域だと思います。特にボーカルやギターなどの弦楽器の音のリアリティーさは特筆すべき点で、際立った滑らかさに加え、艶っぽさ、ある程度の重厚感もしっかりと持ち合わせています。JAZZ、アコースティック、男性ボーカルの音源は最高の相性だと思います。

高域側も過不足なく、詰まった感じもなく、気持ちよく伸びます。不安定な鳴り方ではなく、あくまで自然な鳴り方が好印象です。

 

平面磁界駆動のヘッドホンの印象からか、もっと鳴らしにくいと考えていましたが、実際にはそこまで鳴らしにくいイヤホンではありません。ドライバーの性質上、しっかり駆動させると音ヌケが良くなるので、AMPや高出力のDAPでぜひ聴いて頂きたいイヤホンです!

ME1はダイナミックとバランスド・アーマチュアの美点を足して2で割った様な、解像度の高さ、音の滑らかさ、自然さなど良い点を挙げればキリがない、個人的にドストライクなサウンドのイヤホンでした。開放型だし、音漏れも結構あるし、使い所も制限されるし…と考えながらも、気がつけばあの曲もこの曲も…と、一日中ME1で音楽を聴いていて、完全に虜になってしまいました(^^;

ぜひ、Unique Melody ME1をご試聴してみてください!

 

Unique Melody ME1は12月13日発売!

ご予約はお早めに!ご予約はこちらから↓

 

以上たっくんでした!