【12/28追記】
発売日が1月上旬から12/31へと変更になりました。
詳しくはこちらの記事も併せてご覧ください。
→今、最も話題のハイコスパイヤホン intime 碧(SORA)!発売日決定!
どうも、僕です。
皆さん、音無小鳥さんは好きですか?
あの有名アイドルが多数所属する765プロダクションにおいて、事務員を務める傍ら、イベントのMCなどとしても登場することがある、まさに名物スタッフと呼ばれる女性です。
アイドルではないものの、歌唱を務めることもあり、『空』『ID:OL』『光』など、高い歌唱力を以って歌い上げる楽曲群はとても魅力的です。
中でも僕が好きな曲は『君が選ぶ道』という曲で、いつもそばにいた人が遠くへ行ってしまうと決めた、そんな女性の秘めた想いをしっとりと歌い上げています。
765プロのアイドルの皆さんが活躍する映画などを見た後に、改めて聴くと思わず涙ほとばしるほど。ぜひ皆様にもそれらをセットで聴いて頂きたいところですが、
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は新製品のご案内。
新ブランド『intime(アンティーム)』より、低価格系イヤホンが登場しました。
早速ご紹介致しましょう……。
はいドン!!
intime
碧(SORA)
こ、これは……ッ!!
プロダクトの圧倒的完成度が、手に乗せただけでじわりと滲むように感じられました。早速、そんな本製品の詳細を見ていきたいと思います。
開発コンセプトは『碧い空のように広がりのある自然でクリアな音を創造すること』。一聴した瞬間、まさに的を射ていると感じましたが、試聴レビューは一度置き、まずは製品の特長をご紹介します。
○ 弊社の特許技術であるVST(Vertical Support Tweeter)を用いることで、従来のセラミックスピーカの問題であった耳に刺さる高音を徹底的に抑制しかつ超高域までクリアな音を再生することに成功しました。
○ 同じくこのVSTと独自開発の高音質ウーハーの同軸ハイブリッド構造を用い、広帯域に渡りフラットでバランスの取れた音を実現しました。
○ VST を用いることで圧倒的な広帯域再生能力を実現しました。また聴感もハイレゾにふさわしい内容です。そんなダイナミック型とセラミック型のハイブリッド型イヤホンでも驚異的な低価格を実現しました。
まずはこれら3点を一挙にチェック。
パッケージにも書かれている『VST』。高音域を制御するツイーターと呼ばれるユニットで、セラミックを使用しながらも独自技術により刺さりを抑制。こちらが高音域の再生を担当しているものと思われます。そしてウーハーとなる10mm径のダイナミックドライバーを搭載し、こちらは低音域の再生を担当しているのでしょう。この2つが合わさることで、上から下まで広く迫力のある、そして高解像度なサウンドを実現したのです。
ここまで読んで頂いただけで既に理解し、そして驚いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。このイヤホン、いわゆる『ハイブリッド型イヤホン』なんですね。
異なる2つ以上の種類のドライバーユニットを搭載したイヤホンの総称で、現在一般的なのはダイナミックドライバーとBAドライバーのハイブリッド。それに対しこちらはダイナミックドライバーとセラミックツイーターのハイブリッドですが、正直、今となってはハイブリッドイヤホン自体はそう珍しいものではありません。
では、何がすごいのか?
それは値段です。
少しイヤらしい話かもしれませんが、ハイブリッド型イヤホンは基本的に高いものが多いです。ハイブリッド型の可能性を高く世に知らしめた名機『K3003』だって10万円を超える製品ですし、最近安いハイブリッド型イヤホンが出た! と言ってもそのほとんどが1万円台まで下げるのがいいところ。もちろんそれでも十分に安いのですが、今回のこのイヤホンはそんな壁をゆうゆうと突破してきたのです。
○ 全真鍮製のボディを用いることで、セラミックのもつ粗悪な振動を抑制し、よりまろやかな高域特性に仕上げました。その効果は低域の音圧にも有効で、切れのある低域特性もSORA の特長の一つです。
○ 真鍮製ボディにはクロムメッキを施し、傷などが付きにくくしてあります。
続いてハウジング部を見ていきましょう。
ハウジングには真鍮を使用。それにより、ツイーターの振動を抑制。高音域の刺さりを抑えるためにツイーターだけでなく、イヤホンの本体そのものも含めてチューニングをしているというわけですね。
また、真鍮はその金属的ながら柔らかな響きが特徴的で、ウーハーの響きをより上質に鳴らしてくれます。そして真鍮製ならではのしっかりとした質量感が手に持った時にずしりと感じられ、ラグジュアリな印象を与えてくれます。
反面、真鍮は素材の特性上傷がつきやすく、いつも持ち歩くイヤホンであれば尚更。そういったところもメッキ処理によって保護されている所に隙の無さを覚えます。
○耳入れ感の良い装着性にもこだわりました。なめらかな曲線美は自然な装着感を与えてくれます。耳元に光る青みがかったクロムメッキは装飾性にも寄与します。
そして装着性。これも非常に高く、本体自体がコンパクトなので、耳への収まりに優れています。ストレートでの装着はもちろん、点対称な形をしているので、ループ掛けでも行けちゃいます。
○コードは4芯の無酸素銅を贅沢に用いました。その結果、セラミックサウンドを上品に艶やかにし、かつ定位のある音を再現しています。
○付属品には本革製のコードリールを準備しました。「魅せて(見せて)持ち運ぶ」そんな喜びをお届けします。
本体だけでなく、ケーブルにも非常にこだわりがあるようです。素材としては無酸素銅、そして4芯で組むことで、クロストークの低減、分離感に優れたサウンドとなっています。
そして付属のコードリール。これがまたワンポイントながらオシャレな造りで、イヤホンを持ち歩くのが楽しくなってしまいそう。
さて、最後に音質のレビューをさせて頂きます。
余分な響きはあまり無い、ストイックめなサウンドだと感じました。
音域でいうとボーカルを含めた中音域が近く、ボーカル主体の曲では歌手の存在感がハッキリと感じ取れます。山本美禰子『Falling, The Star Light』では、囁く吐息のようなイントロや、ファルセットにおける山本美禰子さん特有のゆらぎまでしっかりと描いてくれる描写力がありました。
低音域は沈むように広がり、高音域はキレがありつつも先述の通り刺さる感じはありませんでした。でんぱ組.inc『サクラあっぱれーしょん』を聴くと電子音との相性も良く、玉屋2060%さんならではの音数と楽しさがめいっぱい詰め込まれたキャッチーなメロディーを余すことなく再現してくれます。
総じて質が高くも、良い意味でクセが無く、万人に受け入れられやすいスタンダードなサウンドだと感じました。低価格帯のイヤホンはインパクトを与えるため、ある種の分かりやすい個性を与えることも少なくありませんが、王道な音作りで上質なものを作るということは得てして難しく、見事成功したモデルといって良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
総合して、
- 音質が良く、
- 質感も高く、
- 装着感も良い。
この価格帯で、ここまで綺麗に三拍子揃ったイヤホンは未だかつて無かったかもしれません。
こちらはe☆イヤホン全店で試聴機を展開致します。
そして発売は12/31予定。
……とはいえ、油断は禁物です。脅しをかけるわけではありませんが、だってこれ、明らかに人気が出そうなんですよ。入ってきた試聴機を一聴しただけで何か確信めいたものを感じる製品が稀にあり、この製品もその例に漏れていません。それも僕一人が騒いでいるならともかく、スタッフがみな口を揃えて太鼓判を押す完成度です。
こちらの商品は実はメーカーさんの直販、そしてe☆イヤホンの限定販売となります。そのため人気が集中してしまうと、もしかしたらめちゃめちゃ品薄になってしまうかも。本日から予約開始となっておりますので、興味を持たれた方はぜひ、お早目のご予約をオススメ致します!
お相手は大先生ことクドウでした! それではまた次回。
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