大先生です。
皆さん、PINNACLE P1というイヤホンをご存知ですか?
Mee Audioというメーカーが2016年に発売したイヤホンで、ダイナミック型のイヤホンでありながら迫力と両立させた解像度の高さに定評がありました。亜鉛合金ダイキャスト製のメタルハウジングは質感も良く、MMCX端子によるリケーブルが可能な点も利便性に優れていました。
その一方で、50Ωという比較的高めのインピーダンスがメリットでもデメリットでもありました。出力の高いアンプであればその恩恵を充分に受けられる反面、スマートフォンや小型のプレイヤーなどのパワーの弱いアンプだとイマイチ真価を発揮しきれないケースがあったためです。
今回はそんなPINNACLEシリーズとして、新たな製品が発表となりましたのでご紹介させて頂きます。
はいドン!!
Mee Audio PINNACLE P2
これはー!!
P”2″の名を冠した新モデル。基本的にはP1を踏襲したイヤホンのようですが、一体どのように変化したのか?
早速その詳細を見ていきましょう。
スマホでも快適な”ローインピーダンス”モデル
Pinnacle P2はP1の洗練されたデザインとテクノロジーを基に、スマートフォンにも最適な新しい低インピーダンスのボイスコイルを備えた先進的な可動コイルトランスデューサを使用し、より幅広く優れたオーディオ性能を実現することのできるMEE audioの新しいフラッグシップモデルです。
(製品情報より)
P2は基本的に『P1』のノウハウを基に作られた兄弟機のようなモデル。その最たる特徴は、インピーダンスが16Ωにまで引き下げられたことでしょう。それにより、スマートフォンなどの出力の弱い機器でも快適な再生が可能となりました。
Pinnacle P2はMMCX (micro-coaxial) 規格の取り外し可能なケーブルを使用しており、ユーザー自身で交換が可能です。熱可塑性エラストマー(TPE)で覆われた無酸素銅線(OFC)によるケーブルはMEE audio史上最も厚く強力なイヤホンケーブルで、通話の為の内蔵マイクとメディアの再生や音量をコントロールする為のリモートコントローラーが搭載されています。
(製品情報より)
『P1』同様、MMCXによるリケーブルが可能です。剛性も高まり、ケーブルとしての耐久性も向上。
加えて、スマートフォンでの通話やコントロールが可能となるマイク付きリモコンが搭載されているので、より幅広い運用が出来ます。
耳掛け&ストレートの両方に対応した人間工学的デザイン
快適なリスニングセッションの為にPinnacle P2は2つの異なる装着スタイルを可能にする人間工学に基づいたデザインが施されています。
独特なイヤーピースの形状は快適な付け心地で、ケーブルの交換も容易です。ケーブルを耳の後ろから廻すオーバーイヤースタイルに加え、一般的な耳の前にケーブルを垂らすスタイルのどちらにも適合し耳にフィットするように設計されています。
(製品情報より)
一見すると耳掛け型イヤホンのP2ですが、人間工学に基づいたデザインにより、耳掛け&ストレート両方の装着に対応。耳掛け式が苦手な方でも気軽に装着することが出来ます。
また、イヤーピースの素材にはABS樹脂が採用され更なる快適性を実現しました。
(製品情報より)
『P1』では先述の通りダイキャスト製だったハウジングがABS樹脂に変更になっています。
合金ならではのずっしりした感触が無くなってしまったのは残念といえば残念かもしれませんが、代わりに重量が13g→4g(どちらも本体のみ)と大幅に軽くなりました。
装着感の軽さやポータビリティを考えると、結構有利なポイントかもしれませんね。
以上、新製品『PINNACLE P2』のご紹介でした。
『P1』のサウンドデザインを継承しつつ、価格は半額以下に抑えられています。
1万円台でイヤホンをお探しの方はもちろん、『P1』ユーザーの方や、『P1』が欲しかったけど少し高くて手が届かなかった……という方にもぜひチェックして頂きたい『P2』。
こちらは9月1日発売予定です!
e☆イヤホン各店でも順次展示予定となっております。ご来店の際にはぜひ聴いてみて下さいね!
お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。