大先生です。

 

先日の発売以降、ポータブル業界を賑わせている究極のハイエンドDAP。

A&Ultima SP1000はその価格と、それに見合った圧倒的な性能で話題を呼んでいます。

新設計回路、最新DACであるAK4497EQを搭載し、AK380と比べても更なる進化を遂げたSP1000。

オクタコアCPUの搭載やUSB-Cの採用、UIも一新されてさらに使いやすくなっているなど、デバイスとしての完成度も遥かに向上しています。

 

【連載 オーディオプレイヤーマスターへの道】第52回 IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000 Stainless Steel の巻

 

ただし、現在市場を賑わせているSP1000はまだ”半分”に過ぎないのです。

なぜなら、現在発売されているのは『Stainless Steel(以下、SS)』というステンレス筐体のモデルのみ。

もう一方のモデルは発表自体はされていつつも、未だ未発売という状況でした。

そんなSP1000のもう半分が今宵、ついにそのヴェールを脱ぐのです……。

 

はいドン!!

 

 

 

IRIVER / Astell&Kern

A&Ultima

SP1000 Copper

 

こ、これはー!!

 

そうです。

 

今回発表されましたのは、SP1000のもうひとつのモデル――『Copper』モデル

全体を銅で包んだフォルムは、まさに芸術を思わせる出来栄えです。

同じCopperモデルである『AK380Copper』と比べても表面に加工が施されており、防錆などの面に優れているとのこと。

『SS』と比べてもより温かみのある印象を受けますね。

 

 

 

また、オプションとしてスウェーデン『TARNSJO』製のプレミアムレザーケースが付属します。

 

 

『SS』に装着しても高級感がありましたが、やはりCopperカラーにレザーブラウンは非常に映えます。一種のアンティーク性に通ずる穏やかさというか、気品を感じずにはいられません。

 

 

 


 

 

……といっても、今手元にサンプルが無いので、以前『e☆イヤホンTV』で聴かせて頂いた記憶を頼りに簡潔なレビューを。

 

 

 

 

放送中では『うわァやわらか〜い』というクソみたいな感想しか述べておりませんが、改めて一言にまとめると全くその通りであり、ディテールが非常にシャープな『SS』と比べると、柔らかな残響感余韻の深さが魅力的に感じるはずです。

 

筐体の素材違いとは思えないほど明確なサウンドデザインの違いがありますので、キッパリと好みが別れると思います。打ち込み系やハイテンポな楽曲を多く聴くなら『SS』を好まれる方が多いかもしれませんが、一音一音の響き、ボーカルなどの柔らかさや空間の広さ、壮大さをじっくりと聴き込みたい方であれば個人的には『Copper』がオススメ。より生々しく音楽に没頭出来ることでしょう。

 

 

 


 

というわけで、簡単ながらA&Ultima SP1000Copperのご紹介でした。

こちらは8月11日発売予定!

 

 

『SP1000』自体のスペック等々の詳細につきましては、上述のきーちゃんさんのブログe☆イヤホンTVのアーカイブも合わせてご覧くださいませ!

 

 

 

お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。