たっくん

どもっ!!e☆イヤホン 広報のたっくんです!

 

こんにちは!!e☆イヤホン カスタムIEM専門店 ターシーです!

 カナルワークスタイトルVol.2

前回の取材記事に続き、今回もCanal Worksの製作の現場をレポートします!

今回はターシーにも協力してもらい記事を書きました!

 

 前回のレポート記事はコチラ↓

【突撃取材!】Canal Worksにいってみた!イヤモニ製作の裏側を見学!

 

ではさっそく行ってみよう!

カナルワークス CanalWorks

こうしてシェルがつくられました。

硬化させると蓋をしていた部分にバリが残るので、バリをとっていきます。

Canal worksでは左右のシェルの色を同じ色でしかオーダーできません。

それは、シェルカラーが違うと硬化する時間が変わり、微妙にシェルの厚みが違ってしまいます。

左右が完全に均等にならないため、Canal Worksでは左右のカラーを揃えているそうです。

強いこだわりを感じますね!

 

カナルワークス-13

 リューターを使ってバリを落としたら、音導管となる穴をステムの先端に開けます。

ここで、コネクタがはまる様に、シェルの一部をコネクターのサイズに合わせて削ります。

 

カナルワークス-14

レーザーでシェルの内側に刻印を入れます。

PCにデータを入力し、シェルの位置を調整してスイッチを入れると…

 

カナルワークス-15

レーザーで一瞬の内にシェルに刻印が刻まれます。

あまりに一瞬だったので、一回でカメラに捉える事ができず、2回やって頂く事に…(^^;

カナルワークス-16

この刻印にインクを流し込めば、名入れが完了です。

これでシェルはほとんど完成です!

 

カナルワークス-17

同時に、別のスタッフがドライバーも組み立てを行っています。

小さなバランスド・アーマチュア ドライバーに、手作業ではんだ付けをしていきます。

こうしたドライバーの組み上げや、ドライバーのインストール作業は、すべて女性が行っていました。

海外のイヤモニメーカーもそうですが、こうしたはんだ付けや組み込み作業は、女性の方が適正があるそうで、女性のスタッフの方が行っている事が多い印象です。

 

カナルワークス-18

耳の形によって組み込み方が変わりますが、それぞれの耳型に合わせて、適切な場所にドライバーユニットを組み込みます。

きれいに組み込まれています!

 

カナルワークス-19

シェルの組み立てをする前に、テスターで周波数特性に異常がないかチェックします。

チェックをパスすると、フェイスプレートの取り付け工程に進みます。

カナルワークス-21

このオーダーではメキシコ貝のシェルオプションが選択されていました。

大きなレーザー加工機で、メキシコ貝のシートから、シェルの形に合わせた形に切り出します。

カナルワークス-22

レーザーが数秒発光すると…

 

カナルワークス-23

シェルに合わせた形に切り出されます!

レーザーで名入れする時と同様に、一瞬で切り取られました!一発で写ってよかった(^^;

メキシコ貝の模様は切り出される場所によって違うので、一つ一つ模様が違います!

こうしたオプションのフェイスプレート以外にも…

カナルワークス-20

 シェル・フェイスプレートのカラーもたくさんあります!

オーダー通りに組み上げていきます。

さらに…

カナルワークス-24

僕たちの前にたくさんのフェイスプレートサンプルが!!

オーダーが落ち着いたタイミングで、フェイスプレートの試作もしているそうです!

写真は寄木のフェイスプレートの試作!かなり綺麗ですね!

オプションに加えてほしいですね!

 

こうしてオーダー通りにフェイスプレートを取り付けます。

カナルワークス-25

完成の様に見えますが、これが研磨前の状態です。

ここからフェイスプレートとシェルのつなぎ目の段差をきれいにします。

 

カナルワークス-27

 コネクターや、音導管に削りカスが入らない様に保護し、リューターで研磨していきます。

 

カナルワークス-28

熟練のスタッフが丁寧に研磨していきます。

Canal Worksでは、『何も足さない。何も削らない』というこだわりで、コーティングを施さずに、研磨だけで綺麗に仕上げます。

丁寧に磨き上げる様に、どんどんツヤが出てきます。

カナルワークス-26

そして研磨が終わると念入りな最終チェックが行われます。

左右の周波数特性のチェックはもちろん、研磨のムラまでチェックします。

 

カナルワークス-29

手元を大きなルーペで拡大し、音導管の内部まできれいにしていきます。

 

カナルワークス-30

チェックで気になる部分には、小さな付箋を貼って細かい再調整の指示が出されます。

小さな付箋がはられた本体は、また研磨の工程の所までもどります。

再びチェックを受け、チェックをパスしたものだけが製品として、お客様に届けられます!

 

こうした細かな品質管理がされているのは、日本のメーカーならではですね。

Canal Worksを取材してみて一番に感じたのが、スタッフ一人一人が自分が使ったらどう思うか?を考え、妥協無く製品を製作していた事です。

チェックの工程も、手間も時間もかかり、一見そこまでやるの?と思う程ですが、自分達の製品に自信を持っているからこそ、最高の状態でお客様にお届けしたいという気持ちの表れなのかもしれません。

林さん自信の新作も開発中とのことで、これからもCanal Worksからは目が離せませんね!!

お客様だけではなく、僕たちスタッフも非常に楽しみにしております(笑)

IMG_1038

eイヤホンカスタムIEM専門店ではCanal WorksのカスタムIEM全てご試聴いただけます!!

まだCanalWorksのイヤホンをご試聴された事のないお客様は、ぜひCanal Worksのイヤホンをご試聴してみてください!

 

Canal Worksのページへ 

 

以上、e☆イヤホンの広報たっくんと、カスタムIEM専門店 ターシーがお送りしました!