たっくん

どもっ!!e☆イヤホン アンバサダーのたっくんです!

ポタフェスの開催に合わせて、またまたBispaさんとコラボ企画を動かしていました!

Bispaと言えば、ポータブルヘッドホンアンプで有名なメーカーですが、今回はBispa初のポータブルDACを一緒に作ってみました。

初のDACと言う事で、技術的な所も色々と時間がかかりましたが、トコトンこだわり、構想から実に1年半くらいかかってしまいました(^^;

これだっ!

BSP-PDAC-03E

BSP-PDAC-03E

BSP-PDAC-03E

▼【ご予約受付中】Bispa BSP-PDAC-03E e☆特価¥37,580-【12月20日(土)ポタフェスにて発売予定】

 色を自分で決めて良いと言う事だったので、あまりポータブル製品に無い色にしようと思いこの配色にしました。

また、フロントパネルは従来のフォントから変更し、よりバランス良く文字を配置しています。

入力はOPTICALとCOAXIALのみです。ノイズや相性も問題もあるので、入力の端子は品質の高いものを選びました。

BSP-PDAC-03E

BSP-PDAC-03E

背面パネル。

こちらもフォントとデザインを変更しました。

単4電池が4本並んでいるデザインはあーさーが考えたものです。内部にアクセスするのも背面パネルにあるネジを外すだけで簡単です。

電源回路には強いこだわりを持ち、「独立電源回路(Lines Self Power Supply:LSPS)」を採用しました。デジタル回路とアナログ回路が同一基板上となる回路において「電源回路」が重要なポイントの一つになります。

BSP-PDAC-03Eでは「クロック・レシーバー・LPフィルター・DAC」のそれぞれに個別の電源回路を用意し、電源供給をしています。

BSP-PDAC-03E

BSP-PDAC-03E

ローパスフィルターが交換可能!※写真の緑色のローパスフィルターは試作に使用したものです。実際には基板が黒色となります。 

今回のBSP-PDAC-03は…
・通常モデル
・フジヤエービックさんモデル
・e☆イヤホンモデル
の3種類が発売となります。それぞれがLPフィルター、内部に使用しているパーツが違います。

BSP-PDAC-03E

BSP-PDAC-03E

e☆イヤホンモデルでは、3種類のローパスフィルターを搭載しています。

 

1.”STANDARD-B”フィルター
スタンダードフィルターには、「高精度・超ローノイズ」タイプのオペアンプ「LT1469」を採用しました。電気的な特性が非常に優れたオペアンプになり、フィルター用途においても、その能力を十二分に発揮します。ソースから再生機器に至るまで非常にバランスの取れた特性と音色のLPフィルターです。

 

2.”HIFREQ-E”フィルター
このフィルターには、「オーディオ用・超低歪」なオペアンプ「LME49990」を採用しました。オペアンプの中でもトップクラスの低歪率性能を誇り、優れた電気的特性に優れた特徴を持っています。eイヤオリジナル仕様のLPフィルターになっており「応答性の良さと聞き易さを両立した」設定にチューニングしました。

 

3.”HIFREQ-BA”フィルター
このフィルターには、「オーディオ用・ローノイズ」タイプのオペアンプ「OPA1602」を採用しています。用途を選ばず、幅広い用途に対応できる性能をもっています。「BAドライバーに合せた」設定としていて、解像感と帯域バランスの際立つ内容のLPフィルターとしています。

BSP-PDAC-03E

BSP-PHPA-02ES & BSP-PDAC-03E

eイヤホン限定ポタアンBSP-PHPA-02ESと組み合わせてもOKです!また、限定50台で販売したヴェルメリオとの組み合わせもおすすめです!

色合いも02ESやオレンジや、ヴェルメリオの赤色と合わせても不自然にならない色にしました。

BSP-PDAC-03E

BSP-PDAC-03E

久しぶりの3段重ね。

大きく、重く、ポータブルとは言えないポータビリティ(^^;

ここまでして初めて聴ける音というのもあると思います。特にノイズの無さには強いこだわりを持って作りました。

DACの役割は、何も足さず、何も引かずに、正確に音源のデータをアナログ変換してアンプに渡すべきものと考えています。様々な使用環境を考えて、使用するアンプやイヤホンに合わせて、素直に音を鳴らせるDACが欲しいという思いで作りました。

本日よりBSP-PDAC-03Eの店頭試聴可能です!ぜひお手持ちのAK、Fiioなどのプレイヤーと、色々なAMPと繋げてご試聴ください!

▼【ご予約受付中】Bispa BSP-PDAC-03E e☆特価¥37,580-【12月20日(土)ポタフェスにて発売予定】

以上、たっくんでした!

製品仕様も掲載しておきます↓

<製品仕様> 

サイズ:107mm*67mm*22mm(突起部含まず)
重量:180g
電源:単4電池×4本使用(充電池のみ対応です。)
入力:Optical – 光角型コネクター(S/P-DIF規格に準じた信号に限る)
   Coaxial – RCAジャック(S/P-DIF規格に準じた信号に限る)
出力:3.5Φステレオミニジャック
接続機器推奨インピーダンス:入力インピーダンスが600Ω以上の機器

<製品仕様及び諸特性>
対応サンプリングレート:「44.1KHz/48KHz/88.2KHz/96KHz/192KHz」に対応。 ※「176.4KHz」は現状では非対応。(今後対応予定有り。)
対応ビットレート:「16bit及び24bit」に対応。
再生周波数範囲:LPフィルターに依存。
ローレイテンシーフィルター搭載(DACチップ「PCM5102」の機能。ON/OFF切替可能。)
高水準なジッター除去によるクロック供給(レシーバーチップ「WM8804」の機能。)
高精度なデーターロック(レシーバーチップ「WM8804」の機能。)

<LPフィルター仕様>
●”STANDARD-B”フィルター(目印なし)
– 使用オペアンプ:LT1037(1回路*2)
・カットオフ周波数:~70KHz前後
・出力:約2Vp-p
●”HIFREQ-E”フィルター(青の目印)
– 使用オペアンプ:LME49990(1回路*2)
・カットオフ周波数:~約110KHz前後
・出力:約2Vp-p
●”HIFREQ-BA”フィルター(赤の目印)
– 使用オペアンプ:LT1364
・カットオフ周波数:~約110KHz前後
・出力:約2Vp-p

※電池に関しては、「1次電池(アルカリ電池及びマンガン電池等)」は原則的に御利用いただけません。故障の原因になります。