Astell&KernとULTRASONEのコラボヘッドホン「VIRTUOSO」
イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のはまちゃんです!!
本日の記事は、
Astell&Kern VIRTUOSO のご紹介!
目次
Astell&Kern VIRTUOSO

Astell&Kern VIRTUOSO
Astell&KernとULTRASONEのコラボレーションモデルとなる『VIRTUOSO』(ヴィルトーソ)は、Astell&Kernのサウンドとデザイン哲学をULTRASONE独自のテクノロジーとシームレスに融合させた、限定生産のプレミアムな密閉型ヘッドホンです。
※VIRTUOSO(ヴィルトーソ)音楽演奏の名人・達人を指すイタリア語
2025年6月14日発売!
▼Astell&Kern VIRTUOSO e☆イヤホン オンラインストア価格 ¥128,700– (税込)
Astell&Kern

Astell&Kern
Astell&Kern(アステル アンド ケルン)は、2012年に韓国ソウルで設立された世界展開のHi-Fiオーディオブランドです。ハイレゾオーディオの火付け役となったことは有名で、e☆イヤホンでは特に音質にこだわるお客様から支持されています。
ULTRASONE

ULTRASONE
ULTRASONE(ウルトラゾーン)はドイツの老舗オーディオブランド。特に有名なのはプロ用ヘッドホンの「Signature」シリーズで、高音質を求める、多くのサウンドクリエイターやオーディオ愛好家の皆さんに支持されています。
実は、本社にお伺いしたことも。
VIRTUOSOの注目ポイント

VIRTUOSO
密閉ダイナミック型40mmチタンプレイテッドマイラードライバーとULE搭載
ULTRASONEのプロユースシリーズのフラッグシップである「Signature MASTER MkII」のアップグレードモデルです。
ナチュラルサラウンド体験を提供するS-Logic 3テクノロジー
音響性能を向上させるアルミハウジングとスエードタイプイヤーパッド採用
バランス接続対応とプレミアム4.4mmバランスケーブル
実機を見てみよう!
実際にパッケージを開封していきましょう!
なかなか大きめの外箱です。
派手ではありませんが、エレガントな装飾が黒い印刷で施されています。
大きさの比較に iPhone15を置いてみました。なかなかのサイズ。
開封するとこんな感じ!ハードケースが出てきました!
表面に「Astell&Kern × ULTRASONE」とロゴが配置されています。
立派な専用ケースです。
いよいよ本体とご対面!
これが!「VIRTUOSO」だ!!
ハウジングはAKのプレイヤーのように少し角度がついています。
カラーはブラックですが、光の加減でやや青いグレーっぽく見えるアルミニウム製のハウジングです。
左右のハウジングのデザインは同一、2つのブランドロゴマークが刻印されています。
ヘッドバンド部分は肉厚。しっかりしたクッションです。頭に当たる部分は通気性の良いメッシュ構造です。
イヤーパッドはクッション性の高いスエードタイプのメモリーフォーム。
厚みがあって、内径も広いですね。
内側にも折り込めて、平らにもなります。
平らになる方向は1方向のみです。
バンドのサイズ調整部分は段階式、カチカチとメモリで止まるようなもの。
最大サイズはこれくらい。
最小サイズはこれくらいで、サイズの調整幅は結構広いと思います。
イヤーパッド部分は取り外しが可能。交換がしやすそうでいいですね。
付属するケーブルは3.5mmから4.4mmのバランス接続ケーブル。
ヘッドホン側のコネクタはねじ式になっています。
線材はLuminox Audio製5N OCC+銀メッキOFC 4芯ケーブル。ケーブル長は1.3mなのでポータブルで使いやすい長さです。
装着イメージ
本体重量は約385g、側圧はしっかりめです。
正面から見るとこんな感じ。肉厚のイヤーパッドが快適です。
首にかけるとこんな感じ。
スイーベルするとイヤーパッドは上を向きます。
VIRTUOSO 音質レビュー
ULTRASONEのヘッドホンのイメージとしては、高音域にシャープな印象がありました。VIRTUOSOはちょっと印象が違いましたね。音の輪郭の強さ、繊細さを兼ね備えた「ハイスペックお嬢様ヘッドホン」です。
音の情報量としてはかなり多く、低音から高音まで非常に伸びやかですが、全体的に優しい聴き心地です。低音の幅がむっちゃあります。量感もそこそこあって、音圧の強さが頼もしいです。
電気的なビートのバスドラムも豊かな聴き心地で楽しめます。激しい楽曲でもいい感じなのですが、個人的には音数を絞ったシンプルなビートだと良さが倍増するなーと感じました。ハイハットの抜けとキックの重さをちょうどいい感じに味わえます。
落ち着いた曲調のJAZZ、シンガーとの相性もいいように感じられました。低音がしっかりしているのもあって、ボーカルの伸びやかさが映えますね。
話題の新DAP、PD10との相性はどうか?
PD10は堅実な、ピッタリした鳴りが持ち味かと思います。少し落ち着いた感じのある音がVIRTUOSOと相まって、大人のサウンドを演出していると思います。
全体的に安定感のある隙の無い印象。広がりも自然で細かい音の描写、実在感がしっかりしています。本来のVIRTUOSOお嬢様の実力を遺憾なく発揮されています。お美しい。
ポータブルで使うならドングルDAC iBasso Audio 「DC-Elite」
ポータブルで使うなら、ドングルDACも気になるところ。iBasso Audio 「DC-Elite」は圧倒的なパワーと解像度を持ち合わせたDACです。こちらもいい組み合わせでした。ややミドルがぐっと持ち上がるような組み合わせで、VIRTUOSOと組み合わせてコンパクトに駆動が可能。VIRTUOSOは32Ωなので、出⼒不⾜を気にしなくてOKです。
VIRTUOSOのやや控えめな、お上品な部分がちょっと元気になって、「お嬢様!お転婆!」って感じのポップな聴き心地。
Signature MASTER MkII との違いは?
ハウジング部分のデザインは大きく異なる部分ですね。イヤーパッドの素材の違いは結構あって、「Signature MASTER MkII」は耳当たりが柔らかいシープスキンレザー製イヤーパッドでしたが、耳を覆うオーバーイヤーではありませんでしたが、VIRTUOSOは完全に耳を覆うオーバーイヤータイプです。
ケーブル接続部分の違いもあります。VIRTUOSO は3.5mm4極、ねじ式が採用されていますが、
「Signature MASTER MkII」は2.5mm4極のロック式。
Signature MASTER MkII との音の違いは?
聴き比べると「Signature MASTER MkII」はハキハキしたくっきりした音ですね。全体的な重心の低さみたいなものを感じます。また「Signature MASTER MkII」には音の粒の細かさを感じやすく、立ち上がりの速さを感じやすいですね。
比較すると、VIRTUOSO は聴き心地の自然さや素直な印象がありますね。解像度は甘くはないのですが、ナチュラルなポップさを感じ取ることができると思います。
スペックまとめ
ドライバー構成 | 40mm チタンプレイテッドマイラー |
---|---|
インピーダンス | 32Ω |
音圧感度 | 98dB |
再生周波数帯域 | 6 – 42,000 Hz |
ケーブル仕様 | ケーブル長:約1.3m 線材:Luminox Audio製5N OCC+銀メッキOFC 4芯ケーブル プラグ:4.4mm バランス |
本体重量 | 約385g |
付属品 | ・Luminox Audio製5N OCC+銀メッキOFC 4芯ケーブル(約1.3m) |
こんな人におすすめ!
- しっかりした解像度はありつつも、程よい低音の重さを持った有線ヘッドホンをお探しの方
- ボーカルの鮮やかさはほしいけど、高音が強いヘッドホンは苦手な方
- ファブリック系のイヤーパッドでリラックスして音楽を楽しみたい方
▼Astell&Kern VIRTUOSO e☆イヤホン オンラインストア価格 ¥128,700– (税込)
以上!
はまちゃんがご案内いたしましたー!
※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。

メディアコンテンツ部 チーフクリエイター
e☆イヤホン東京秋葉原事務所に勤務!
身長180cm!
髪の毛は伸ばして寄付する、
へアドネーションしてます!
SNS・YouTube・ブログ等々担当してます!
あんまり知られてませんが、お料理するの好きです☆
【YouTube】
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