e☆イヤホン梅田EST店ヘッドホン担当のジャスミンが有線ピヤホンこと、Hi-Unit「HSE-A1000PN・HSE-A2000PN」とHi-Unit「HSE-A1000・HSE-A2000」を徹底レビュー!
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新年明けましておめでとうございます!!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
まだ1月であれば「明けましておめでとう」は使えると聞いたので使ってみました。僕にとってはブログ初めなので張り切っていきたいと思います!
突然ですが、最近発売になったこちらの商品。皆さまはご試聴されましたか?
有線ピヤホンこと、Hi-Unit「HSE-A2000PN」が1/21ついに発売になりました!!
個人的にHi-Unitシリーズのファンで、数本所有しています。
Hi-Unitシリーズとは?
“Hi-Unit(ハイユニット)はオーディオメーカーの株式会社ALPEX(アルペックス)と、イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン、株式会社TMネットワークが「求めやすい価格帯でリスナーの感動を深めるイヤホン」をコンセプトに共同開発するコラボレーションブランドです。
Hi-Unitは「求めやすい価格で出せる最高の音」を目指しています。
リスナーの聴く環境をコントロールできない「音楽」という文化において、聴く音それ自体の良し悪しで、音楽の持つ本質は変わりませんが、聴く音の解像度が上がれば、感動の深さ、大きさは必ず変わる、はず。音楽を聴く道具であるイヤホンを、ただの聴く道具ではなく音楽のプレゼンターとして捉えたい、そしてイヤホンから鳴る音に出来うる限りの「クリエイターの熱量」を乗せて響かせたい。その結果、必ずリスナーの感動深度は深まる、そう考えました。そしてそれを、可能な限り多くの人の手に届くであろう求めやすい価格で実現することで、必ず新しい価値や未来が生まれるはず。そう信じてHi-Unitを立ち上げました。”
「お求め安くて、良い物を作る」というコンセプトで低価格・高音質なイヤホンを提供しているブランドです!
その中でも僕はピエール中野モデルは特に注目しています。
最初に作られたピエール中野モデルは、Hi-UnitシリーズのALPEX「HSE-A1000」を基にチューニングが施され、リリースされたことで有名です。今回新しいHi-Unit「HSE-A2000PN」を試聴していた時に思いました。
「有線ピヤホンとHi-Unitシリーズは実際どのぐらい変わっているのか気になる…」
というわけで!
有線ピヤホンとベースモデル「Hi-Unitシリーズ」を比較してみた!!
今回聴き比べする機種はコチラです!
・Hi-Unit「HSE-A1000」
・Hi-Unit「HSE-A2000」
・Hi-Unit「HSE-A1000PN」
・Hi-Unit「HSE-A2000PN」
有線ピヤホンこと、Hi-Unit「HSE-A1000PN・HSE-A2000PN」と、有線ピヤホンの基となったHi-Unit「HSE-A1000・HSE-A2000」を徹底比較します!チューニングの前後でどう音が変化しているのか検証が楽しみです。
レビュー方法
今回も採点方式を採用します。1~10点満点で「★」の数をつけていきます!
今回の項目は
■解像度
■低音域
■中音域
■高音域
この4つです!
全機種インピーダンスが低いのでiPhone・スマートフォンでも鳴らせますが、今回はコチラのプレイヤーを使います!
Astell & Kern「KANN ALPHA」を使って、音源の解像度をどこまで再現できるか検証したいと思います。
今回も長文になりますが、最後まで何とぞよろしくお願いいたします!!
Hi-Unit「HSE-A1000」
■解像度 ・・・★★★★★★☆☆☆☆ 6点
■低音域 ・・・★★★★★★★☆☆☆ 7点
■中音域 ・・・★★★★★★★☆☆☆ 7点
■高音域 ・・・★★★★★★★★☆☆ 8点
スペック
・形式:ダイナミック型
・ドライバーサイズ:φ10mm高磁力マグネット
・インピーダンス:16Ω
・再生周波数帯域:50~20,000Hz
・出力音圧レベル:96dB/mW
・最大入力:5mW
・重量:14.5g(コード含む)
・接続プラグ:φ3.5mmステレオミニプラグ(ストレート型)
音質
どこかの帯域が膨らむことがなく、とにかくクセが少ないと感じました!
とくに中音域の解像度が良く、歌の質感をしっかり捉えて再生してくれます。中音域の解像度の高さのおかげで、昨今の音楽から60年代の音楽まで幅広く対応してくれます。ここまでコストパフォーマンスに優れたイヤホンはなかなか出会えないと感じました。
Queen 「Don’t Stop Me Now」で聴いてみると色んな発見がありました。
このQueen「Don’t Stop Me Now」に入っている音は、楽器の音、歌声のどれを取っても素晴らしい音質が収録された音源です。この音源を綺麗に鳴らしきるには高音質なイヤホンが必要です。Hi-Unit「HSE-A1000」はQueen「Don’t Stop Me Now」の楽器・歌の質感をしっかり捉えて再生してくれます!イヤホン探しに困ったらHi-Unit「HSE-A1000」です。
音質の他に、カラーバリエーションがとても豊富です。お好きなお色が必ず見つかります!
是非一度聴いてみて下さい!!
こんな方にオススメ!
・初めてイヤホンを買われる方
・安くて良い音のイヤホンが欲しいという方
Hi-Unit「HSE-A2000」
■解像度 ・・・★★★★★★★☆☆☆ 7点
■低音域 ・・・★★★★★★★☆☆☆ 7点
■中音域 ・・・★★★★★★★★☆☆ 8点
■高音域 ・・・★★★★★★☆☆☆☆ 6点
スペック
・形式:密閉ダイナミック型
・ドライバーサイズ:φ8mm高磁力マグネット
・再生周波数帯域:5~40,000Hz(ハイレゾ対応)
・インピーダンス:16Ω
・出力音圧レベル:92dB
・最大入力:5mW
・重量:10g
・接続プラグ:φ3.5mmステレオミニ
音質
Hi-Unit「HSE-A1000」から1枚ベールを取ったかのように解像度が上がっていると感じました。
Hi-Unit「HSE-A1000」からHi-Unit「HSE-A2000」になって、Hi-Unit「HSE-A1000」の持ち味であった「中音域の解像度」を活かし、さらに歌の質感を楽しむことができます!この価格でハイレゾ対応ということもあり、明らかにHi-Unit「HSE-A1000」より音が縦に伸びます。Hi-Unit「HSE-A1000」に似て全体的にクセが少なく、色んなジャンルと相性は良いですが、女性ボーカルとの相性がとくに良いと感じました。
LiSAの「紅蓮華」で聴いてみました!
イントロのギターが入るところで、解像度が低いイヤホンなどを使うと音が飽和してしまいます。
ですが、Hi-Unit「HSE-A2000」は飽和することなく、粒立ちハッキリ聴こえてきます!低音も程よく出ているので、重たいジャンルでも十分楽しむこともできます。Hi-Unit「HSE-A2000」はHi-Unit「HSE-A1000」では表現しきれなかった部分が表現できるようになっていて、J-POP・アニソンなどにはかなり向いていると感じました。
こちらもHi-Unit「HSE-A1000」同様にカラーバリエーションが豊富です!
お気に入りの1本が見つかること間違いなしです!ぜひ一度手に取ってご覧いただきたいです!
こんな方にオススメ!
・低価格帯でハイレゾ対応のイヤホンをお探しの方
・低音が豊かで高音にキレがあるコスパの高いイヤホンをお探しの方
Hi-Unit「HSE-A1000PN」
■解像度 ・・・★★★★★★★★★☆ 9点
■低音域 ・・・★★★★★★★☆☆☆ 7点
■中音域 ・・・★★★★★★★★☆☆ 8点
■高音域 ・・・★★★★★★★★☆☆ 8点
スペック
・ドライバー構成:φ10mmダイナミック型
・インピーダンス:16Ω
・音圧感度:96dB
・再生周波数帯域:50~20,000Hz
・最大入力:5mW
・重 量:約14.5g(コード含む)
・接続プラグ:Φ3.5mmステレオミニ(ストレート型)
音質
Hi-Unit「HSE-A1000」と比べて、明らかに中域・高域の解像度が上がっています!
そして、ピエール中野さんのチューニングが入ることにより、楽曲の聴き方が変わると感じました。
全体を満遍なく聴くというよりも、楽器の音質・鳴り方まで細かく聴けるようになります。バスドラムが鳴って振動する音まで聴きとる事ができますので、リスニング系からモニター系のサウンドに変貌していると感じました。価格帯がアンダー¥2000で、ここまで細かいディテールが分かるイヤホンはなかなか出会えません。
Daft Punk Feat Pharrel Williams「Get Lucky」で試聴すると、このイヤホンのポテンシャルの高さに圧倒されました。
ドラムの音、ギターのカッティング、歌、全てにおいて凄まじい高音質を誇るDaft Punk Feat Pharrel Williams「Get Lucky」ですが、バスドラムの質感をちゃんと再生してくれました。バスドラムの「ドッ!」という音はタイトで、ギターのカッティングは立体的なサウンドで飛んできます。
音の解像度を「縦に広い」や「横に広い」と表現しますが、このイヤホンは縦にも横にも広いサウンドです!音源の持つ解像度をそのまま再生してくれる優秀なイヤホンです!
色んな方に聴いていただきたいですが、楽器を演奏される方にとくにオススメです。解像度が高いおかげで耳コピ(曲中で実際に演奏されている音を聴き取ること)もしやすいです!
こんな方にオススメ!
・歌以外に楽器の音も聴きたくなった方
・楽器を演奏されていて、良いイヤホンを持っていない方
Hi-Unit「HSE-A2000PN」
■解像度 ・・・★★★★★★★★★☆ 9点
■低音域 ・・・★★★★★★★★☆☆ 8点
■中音域 ・・・★★★★★★★★★☆ 9点
■高音域 ・・・★★★★★★★★★☆ 9点
スペック
・型式:密閉ダイナミック型
・ドライバーサイズ:φ8mm
・インピーダンス:16Ω
・出力音圧レベル:92dB
・再生周波数帯域:5~40,000Hz(ハイレゾ対応)
・最大入力:5mW
・重量:10g
・接続プラグ:φ3.5ステレオミニプラグ
音質
Hi-Unit「HSE-A1000PN」に比べて低域の解像度が上がったように感じました!
元となったHi-Unit「HSE-A2000」とは音質の方向性がガラっと変わり、前回のHi-Unit「HSE-A1000PN」と比べて、低域のふくよかさを感じました。このHi-Unit「HSE-A2000PN」のスゴイところは、低音が豊かなのに、中音・高音の音質が損なわれていない点です。
低域が出すぎていると音が割れたり潰れたりして、歌声やギターなどの楽器の音が聴きとりにくくなってしまいがちです。しかし、Hi-Unit「HSE-A2000PN」は低音の解像度が高いため、歌声やギターなどの楽器の音が聴きとりにくくなることが少ないです。まるでヘッドホンを聴いているかのような低音なので、思わずずっと聴いてしまいます。
Maroon 5 「Sugar」で試聴してみたところ発見がありました。
低音重視系のイヤホンでよくあるのですが、曲の中で全メンバーが演奏を合わせると、低音が強すぎて歌が聴こえづらくなったり歪んだりしてしまうことがあります。Hi-Unit「HSE-A2000PN」は低音に特徴があるイヤホンですが、曲の中で全メンバーが演奏を合わせた時、Hi-Unit「HSE-A2000PN」はかなり歪が少ないと感じました。
Hi-Unit「HSE-A1000PN」はモニター系のサウンドで、Hi-Unit「HSE-A2000PN」は中域・高域の正確さはありつつ低域を豊かに鳴らすリスニングイヤホンとして優秀なイヤホンだと感じました!コストパフォーマンスも高いので必聴です!
こんな方にオススメ!
・低音・コスパ重視のイヤホンをお探しの方
・エレクトロニカ・EDMなどをお聴きになる方
徹底比較まとめ
いかがでしたか?
今回の有線ピヤホンとHi-Unitシリーズの徹底比較は色んな発見がありました。
ミュージシャンであるピエール中野さんによるチューニングを施す前と後では全然音質が違いました。基のHi-Unit「HSE-A1000・HSE-A2000」は素晴らしいのですが、より楽器の音が引き立つようなサウンドに変わり、今まで聴いていた音楽に新しい聴き方の提案をしてくださいました。次回のピヤホンの登場がもう既に楽しみです!
今回の徹底比較で、個人的に良いなと思った機種はこちら!!
Hi-Unit「HSE-A2000PN」
新作有線ピヤホンのHi-Unit「HSE-A2000PN」です!
低音が太く、解像度の高い音質は新鮮でした。しかも、価格がアンダー¥4000なところに魅力を感じましたのでHi-Unit「HSE-A2000PN」を選抜させていただきました!
今回の記事で登場した、Hi-Unit「HSE-A1000・HSE-A2000」有線ピヤホンこと、Hi-Unit「HSE-A1000PN・HSE-A2000PN」はe☆イヤホン梅田EST店を含む、全店でご試聴できます!
試聴が可能な実店舗はこちら!
e☆イヤホン 大阪日本橋本店
営業時間
11:00~20:00 (買取最終受付 19:30)
年中無休
e☆イヤホン 梅田EST店
営業時間
11:00~20:00(買取最終受付 19:30)
定休日 / 12月31日、1月1日、他2日間(不定休)
■ 補聴器専門店
11:00~19:00 (最終受付時間 18:30)
定休日 / 月・火、他店舗に準ずる
e☆イヤホン 名古屋大須店
営業時間
平日 12:00-20:00
土日祝 11:00-20:00
(買取最終受付 19:30)
定休日 / なし(11月1日~1月31日まで)
e☆イヤホン 秋葉原店
営業時間
■ 秋葉原店
11:00~20:00 年中無休
■ 補聴器専門店
11:00~19:00 (最終受付時間 18:30) 定休日 / 月・火
お時間ございましたら、ぜひご試聴・ご来店くださいませ!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
以上、梅田EST店ヘッドホン・ワイヤレスヘッドホン担当。ジャスミンでした。
これからもどんどん皆様に興味を持っていただけるブログを書いていきますので
ご期待ください!
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