Campfire Audioから注目の新製品が2種同時に解禁!実際に聴いてみた。


 

 

 

 

 

e☆イヤホンPR部のかわちゃんです。

今回の記事でご紹介させていただく新製品は、人気オーディオブランドCampfire Audioが手がける新製品2つが一気に解禁!

どちらのモデルもメーカーらしさが光るユニークな製品で、思わず試聴してみたくなること間違いなしの製品に仕上がっていると思います。

一体どんな音質なのか、実際にメーカーよりご提供頂いたサンプル品を試聴し簡単なレビューも記載いたしますのでぜひご参考にしていただければと思います。では早速ご紹介していきます!

 

Campfire Audio IO

 

 

 

 

2019/6/27

発売予定です

 

 

IOのコンセプトは歴代のどのモデルよりも個性的な音質を追求すること。試作回数はメーカー最多に登り刺激的で洗練されたサウンドを実現しました。比較的お求めやすい価格帯ながら強烈な個性が特徴のイヤホンなので、面白いサブ機をご検討の方に非常におすすめかと思います。

また音質だけではなくイヤホンの造りもCampfire Audioらしく精巧でかつ堅牢。同社製のハイエンドイヤホンと同じ手法で組み立てられた高品位な物となっております。

付属品も非常に充実した内容になっており、どの価格帯でも全く手を抜かないメーカーのこだわりを感じられる製品です。

 

 

製品の特徴など

 

メーカーよりサンプルをお貸し出し頂いたので実際に開けてみました。

 

パカッ。

 

外装

 

 

筐体は、Campfire Audioおなじみのデザインです。精密にCNC切削加工されたアルミニウムに「ガーネット・レッド」のアルマイト処理がされた非常に美しい筐体です。派手すぎない落ち着いた発色で上品ですね。

金属の削り出しで整形された筐体らしく非常に剛性感のあるカッチリとした造りです。接合には接着剤ではなく24金メッキのスクリューでカッチリとネジ止めを施されているのもポイント。かなり丈夫な造りになっているので安心して長い間お使いいただけるかと思います。

 

 

またMMCX端子は新しく再設計した、ラウンド型のベリリウム銅加工 MMCX 端子を採用しております。端子周りの形状に合せた形状をしているので見た目がスッキリしました。

ケーブル側の端子とぴったりと沿うような形状のおかげで、端子付近に力が加わった際のトラブルに対しての耐性が向上しました。

デザインと高い信頼性を高いレベルで両立している印象です。個人的にはパーフェクトな外装だと感じます。

 

 

 

ドライバー周り

 

 

 

イヤホンの心臓部分に当たるドライバー部分。IOには低域と高域部分にそれぞれ1つずつBAドライバーを搭載した2way2ドライバーを採用。

Campfire Audio の設計理念「Less is More(最小で以って、最大限の成果を生み出す)」を忠実に守るために「ドライバーの数で押す」というのではなく、採用するドライバーをしっかりと見極め、それを適切に実装し高品位な結果を目指すというアプローチが取られています。

そのために、 Campfire Audio の独自技術である 「Tuned Acoustic ExpansionChamber(T.A.E.C.)」を本製品にも採用。ドライバーに音導管(サウンドチューブ)を使用しない独自の音響設計技術により、BAドライバーが持つ本来の性能を余すことなく活かす工夫がなされているようです。

 

 

 

ケーブル

 

 

ケーブルは特別な熱処理( クライオ処理) 済みの銀メッキ銅導体を使用した「Litz Wire Earphone Cable」が付属します。

皮膜のカラーは落ち着いたスモーキーカラー。イヤホン本体のデザインを引き立てます。ケーブルを手にとった時の印象はリニューアルされた新しい物のほうが柔らかくしなやかで、取り回がいいと感じました。

毎日長時間使用してもストレスを感じにくい、完成度の高いケーブルが付属します。

 

 

キャリングケース

 

 

Campfire Audioのキャリングケースといえばイヤホンを入れる以外にも使いたくなるような豪華なキャリングケースですよね。

実はそのケースもリニューアルされました。イヤホンの本体カラーと合わせたカラーがポイントですね。外装は先代の物と比べて少し柔らかい質感になりました。

 

 

 

 

Campfire Audioのイヤホンをより安全に持ち運びできるよう、細部にまでこだわって作られており、高い質感を誇ります。

裏地はふわふわ。ウールを使用しておりクッション性があるのでイヤホン筐体をしっかりと保護してくれます。

 

 

付属品の入った小箱を開けると、イヤホン本体を包んでいたのと同様のメッシュスリーブが2つ収まっています。

 

 

付属品は

  • レザーケース
  • メッシュスリーブ×3
  • クリーニングツール
  • イヤーピース(シリコン、フォーム、final Eタイプ)

 

イヤーピースの種類が非常に豊富なので、耳の形状や好みの装着感に合わせて細かい調整が可能な点がポイントですね。

 

実際に聴いてみた

 

 

Campfire Audio IOを実際に聴いてみました。

 

 

中域から高域にかけて非常に透明感が高く、エッジが際立つ明瞭度が高いサウンドが持ち味。

Campfire Audioらしいキラキラとした質感がより一層目立つ、やや刺激的でスピーディーな高域。チューブレス構造のおかげで音の純度が非常に高く混じりけの無いピュアな質感をお楽しみいただけます。

音の立ち上がりがすばやく、ハイハットやシンバルなどの金物系の打楽器やアコギの弦を弾いた瞬間の音が強調されて歯切れよく聴こえる印象を受けました。

あまりにも激しい曲だと少し高域が支配的に。ここは好みが分かれそうです。逆にゆったりとした上品な楽曲との相性は抜群です。

中域は高域ほどでは無いものの、やはり明瞭。カリッっとした分離感とピュアで透明度の高い質感です。重厚感というよりかは繊細さとシャープさが持ち味の製品なので透き通るような美声が特徴の女性ヴォーカルとの相性がすこぶるいいと感じました。

低域は量感が控えめで特徴的な中高域を際立てさせるバランスにチューニングされている印象。やや腰高ではありますが、IOの持ち味である音の立ち上がりの良さはしっかりと持っており、タイトでパンチの効いたストレートな低域です。

音の広がりかたは控えめで、繊細な音が真ん中に少し凝縮されたような印象を受けました。

 

 

まさにBAドライバーの良さが詰め込まれたよな音質の製品。軽快でキラキラ輝くような音質が好みの方におすすめなイヤホンです!

 

 

 

Campfire Audio POLARIS II

 

 

 

2019/6/27

発売予定です

 

 

あのPOLARISも大幅な進化を遂げて返って来ました。本製品のコンセプトである強烈でインパクトの強い低域と広々とした中高域。

ハイブリット型のドライバーを採用したということ以外はすべてが新しく生まれ変わっているとのこと。

 

 

製品の特徴など

 

こちらもメーカーよりサンプルをお貸し出し頂いたので実際に開けてみました。

 

パカッ

 

外装

 

 

筐体も、Campfire Audioおなじみのデザインです。CNCで精密に切削されたアルミニウム筐体に深みのある「セルリアンブルー(紺碧)」のアルマイト加工処理がなされています。

ノズル部分には高品質なブラックカラーのステンレススティールを採用。ブルーとブラックのツートンカラーが何ともクールな印象です。

 

 

ドライバー周り

 

 

イヤホンの心臓部分に当たるドライバー部分。POLARIS IIには低域にダイナミックドライバー、高域にBAドライバーを一つずつ搭載したハイブリッド型の構成が特徴です。

BA部分にはIOをご紹介する際にも登場したチューブレス技術Tuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C)を採用。バランスドアーマチュア型ドライバーの持つ性能を歪みなく性格に届けます。

またダイナミックドライバー自体の性能を引き出すために、ドライバーをスピーカーのキャビネットのように機能させる空気室を配置。新たに採用した 9.2mm のダイナミック型ドライバーを正確に制御いたします。

 

ケーブル

 

ケーブルはIOに付属していた物と同じで、新しい「Litz Wire Earphone Cable」が付属致します。

 

先代モデルに付属していたBlack Litz Wire Earphone Cable

 

先代モデルには「純銅導体」のBlack Litz Wire Earphone Cableが付属していましたが、POLARIS IIに付属するケーブルは銀メッキ銅導体のものへ変更。

手に持った時の感触は新しい「Litz Wire Earphone Cable」のほうが柔らかく取り回しがしやすい印象を受けました。

 

 

 

ケース

 

ケースもIOに付属していた物と同じものが付属いたします。イヤホンの筐体カラーに合せたカラーなのが粋ですね。

 

 

 

実際に聴いてみた

 

 

 

POLARIS IIを実際に聴いてみました。

全体的な印象は広く雄大な低域とキラキラとした高域が特徴なドンシャリだと感じました。

低域は点ではなく空間全体が揺れているような立体感のあるサウンドが特徴。いわゆる箱庭的な鳴り方をする印象です。サウンドステージが横にググッっと広くしっかりとしたスケール感をお楽しみいただけます。

しっかりとした低域ですがブーミーになりすぎていないバランスがいいですね。

高域は繊細でいかにもCampfire Audioらしいキラリと煌めくような高域です。生き生きとした開放感のある高域。音ヌケも非常によくクリアです。

しかし、初代POLARISと比べるとやや柔らかいシルキーで落ち着いた印象になりました。刺さりにくく聴きやすい印象です。また音の繋がりが向上し、まとまりが増したのもポイントの1つだと思います。

 

 

先程試聴したIOとはジャンルがかなり異なる音質ですね。ワイドレンジでしっかりとした低域。高域のキラキラとした感じはあるのですがIOと比べるとマイルドで落ち着いた印象でした。

 

 


 

以上、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

e☆イヤホンPR部よりかわちゃんがお送りいたしました。