Yoji

final D8000 (FI-D8PAL) ついに発表!

グレートですよこいつはァ!

 

今か?今か?と焦らしに焦らされていた、final期待の平面磁界型ヘッドホン「D8000」ついに発表されました!

 

2014年に「圧倒的な音質」をコンセプトに開発スタートしたD8000。スタートから3年もの月日を経て、ついに正式にリリース発表されました。新開発技術のAFDS(エアフィルム・ダンピング・システム)を搭載した平面磁界型のヘッドホン「D8000 (型番: FI-D8PAL)」。今までの平面磁界型とは一線を画す「誰もがわかる圧倒的なサウンドクオリティ」という製品コンセプトに見合った音質を実現した魅惑のヘッドホンの一つと言えるでしょう。

 

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ユーザーの期待をユニットに抱き、ついにリリース!世は完全ワイヤレスイヤホンに注目が集まっていますがこちらも見逃せません!

 

待ち焦がれたfinalの平面駆動型!

 

 

単なるヘッドホンという大枠を超越する存在。それこそがこの「D8000」と言っても過言ではないでしょう。

 

D8000-画像3

D8000の「8000」という型番が持つ意味、それは「無限大」。型番からも「Infinityで圧倒的なサウンド表現力を世に問う作品」という意気込みをヒシヒシと感じる事ができるヘッドホンと言えますね。そのコンセプトはすなわち、finalのfinalたる「一つの終着点」であり、AFDS平面磁界型ヘッドホン「D8000」はその無限の表現力を持ったfinal渾身の作と言えるでしょう。控えめに申し上げても「素晴らしいヘッドホン」の一つではないでしょうか!

D8000に搭載されたAFDSシステム

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様々な物理解析から導き出されたAFDS(Air Film Damping System)構造とは、振動板自体をパンチングメタルで挟み込むサンドイッチ構造のこと。振動板とパンチングメタル間にある薄い空気層の摩擦を制御することで、中高音の繊細でリアルな表現力はそのままに、広大な音場感と量感豊かな低音を高解像度で再現することに成功。ダイナミックで繊細なサウンドクオリティを実現しています。

D8000のスペックと付属品

スペック

筐体にはアルミマグネシウム合金を採用し、ドライバーユニットには平面駆動型のAFDS平面磁界型ドライバーを搭載。インピーダンスは60Ω、感度は98dB/mW。重量は523gとややヘビー級ですが装着感の良さも相まって、付けてしまえば重さを感じさせないつくりはさすがファイナルと言えるでしょう。

 

付属品

着脱式のケーブルを採用しており、長さ1.5mのモバイル用ケーブル(3.5mmステレオミニプラグ)と、長さ3mのリスニング用ケーブル(6.3mm標準プラグ)が付属しています。

D8000-3.5mm付属ケーブル

D8000-6.3mmケーブル

専用の高級感あふれるプロテクトケースも付属し、持ち運び時も安心なのは嬉しいところ。

D8000の特徴

精度を追求し自社工場での生産にこだわりをみせる「D8000」。その音質は今までの平面駆動磁界方式のヘッドホンとは一線を画す仕上がりで、誤解を恐れずにハッキリ申し上げると「パンチの効いた」実にパワフルなサウンドが特徴的です。一聴するとすべて「理解」できるところはさすがfinal。「パンチの効いた」と安い言葉では語り切れない程に複雑な「音」の「響き」に思わずハッとさせられます。平面磁界型特有の中高域の繊細な再現性やレスポンスの良さ、高い解像度を持ち合わせながらも、心をグッとつかむアタック感からディープ&ディープに染み渡る力強い低域の余韻までもをリアルな表現力を持って再現します。非常に高レベルでのサウンドマッチングを実現しており、単なるヘッドホンという枠組みを超え「心に響く」素晴らしい音を表現する、いわば「芸術的なヘッドホン」の一つと言っても過言ではないでしょう。

 

平面駆動型の次世代を担うD8000

低音の量感とスケール感を両立させることに成功したD8000の低域の再現力は、これまでの一般的な平面駆動型ユニットの常識を良い意味で覆すヘッドホンで、「次世代への扉」を開けたモデルと言っても過言ではないでしょう。その開発に掛かった年数からもその片鱗をうかがい知ることが出来ますね。

 

試聴レビュー(10/20追記)

 

途中からこんにちは。大先生です。

10/19に開催された、finalの新製品発表会に参加してきました。

サンプルも試聴することが出来ましたので、レビューしていきたいと思います。

 

まず感じるのは、絶妙な空間表現の巧さ。

それぞれ演奏されている楽器やボーカルが賑やかに存在感を発揮する傍らで、息を呑むような静寂も両立させる、響きの幅の広さは見事という他ありません。

音色そのものはもちろん、余韻のニュアンスまで余すこと無く描いてくれるため、演奏されている空間がリアルに伝わることと思います。

非常に細かな音も埋もれずに鳴らし、全体的に繊細に整っているという印象。それでいて迫力も充分です。

 

その『迫力』を形成する要因としては、やはり低音の存在が外せません。

前述のAFDSによる、平面磁界型としては他に類を見ないほどパワーのある低音。

また、開放感も極めて良好。これによる広大なスケール感もまた、上記の空間表現に一役買っているのだと思います。

このクオリティはまさにダイナミック型のそれと言い切ってしまっても良いでしょう。

 

ヘッドホンとしては大柄な部類に入るサイズ感ですが、イヤーパッドの通気性も高く、素材もやわらか。

非常に快適な装着感で、リラックスして音楽を聴くことが出来ます。

実はこれもまた、AFDSによって得られた恩恵のひとつ。

構造上低音域が確保されているため、イヤーパッドの密閉度を上げて低音を稼ぐ必要が無いというわけです。

そして圧迫感が無いこと自体がそのまま開放感へと繋がっているなど、あらゆる技術がリンクして作られている完成度の高さを感じますね。

 

また、同時発売ではないものの、『LAB02』同様のシルバーコートケーブルもオプションとして用意されているようです。

 

  • 3.5mmステレオミニプラグ
  • 6.3mm標準プラグ
  • 2.5mm4極プラグ
  • 4.4mm5極プラグ
  • XLR4pinプラグ

ラインナップは上の5種類。

これにより、さらに多くの環境での再生が可能となっております。

会場で試した限りだと、AK70MKIIやQP-2R、NW-WM1Zなどで快適にバランス再生をすることが出来ました。

 

クオリティは更に引き上げられ、まさに極上。

バランス接続が可能なDAPをお使いの方は、ぜひ併せてチェックしてみて下さいね!

 

 

e☆イヤホンTV final D8000特集

finalの平面磁界型ヘッドホン『D8000』を、発売直後に徹底特集!

【#eearTV】12/1(金)20:00〜は『final D8000特集』

 

 


 

平面駆動型の次世代を担うヘッドホンとして大注目のD8000。ぜひその耳でご堪能くださいませ!

D8000の詳細はこちら →