ズッデッデッデッデッデッデデッ(♪Morning)

同僚の皆様、お疲れ様です。大先生Pです。

今日も一日プロデュース業務、頑張りましょう!

 


 

さて、僕は事務所に届いていた荷物をチェックしないと。

一体何なんだ、このデカい箱は……。

 

 

 

ぱかっ

 

 

!!!

 

こ、こ……

 

 

これはー!!

 

そうです。

 

皆様お待ちかね……

『DP-X1A THE IDOLM@STER』

 

その一次予約分がついに入荷しました!!

 

 

やったー!!

 

 

 

こちらは一次予約をして頂いていた方に、本日よりお渡し可能となります。

勤勉この上ない皆様が業務上のイベントを忘れることはないとは思いますが、お受け取り忘れの無いようにご注意下さい!

また、二次予約でご予約された方は7月ごろのお渡しを予定しておりますので、もう少々お待ちくださいませ。

 

以上、入荷のお知らせでした!

 


 

……ということで、やるべきことはやりましたので、ここからは付属のmicroSDカードに収録されているハイレゾ版の楽曲についてコメントしていきたいと思います。

今回の『DP-X1A THE IDOLM@STER』には、以下のアイドルマスター楽曲のハイレゾ音源が収録されています。

 

収録楽曲

M@STERPIECE( 歌:765PRO ALLSTARS)
お願い!シンデレラ(M@STER VERSION)
 (歌:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS!! 島村卯月/小日向美穂/三村かな子/渋谷凜/多田李衣菜/神崎蘭子/本田未央/城ヶ崎美嘉/城ヶ崎莉嘉)
Thank You! (765 THEATER ver.)
 (歌:765 THEATER ALLSTARS)
眠り姫( 歌:如月千早)
Twilight Sky( 歌:多田李衣菜)
Precious Grain( 歌:最上静香)
アイ MUST GO!
 (歌:天海春香、如月千早、星井美希、島村卯月、渋谷凛、本田未央、春日未来、最上静香、伊吹翼 from THE IDOLM@STERM@STERS OF IDOL WORLD!!2015)

 

高い見識をお持ちの同僚の皆様であれば、これらがいかにそうそうたる曲目であるかは一目瞭然であるかと思いますが、せっかくですので、僭越ながらひとつひとつ解説をさせて頂きますね。

 

 

 

★M@STERPIECE

映画『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』で登場した、作中のアリーナライブで披露されるステージシーンで使われた楽曲です。

アイドルマスター史上初となる、1曲まるまるをフルで描写したステージシーンは『5分30秒の衝撃』と称されるほどの圧倒的完成度を誇り、アイドルマスターに携わってきた期間が長ければ長いほどこのシーンでの感動は大きく、多くの同僚の皆様が涙を流したことでしょう。

静かなイントロから始まり、徐々に盛り上がる楽曲にファンたちの歓声が重なっていきます。アイドル達と現実世界の僕たちが重なる歌詞。時を越えてずっとプロデュースを続けてきた、僕たちへの、そして僕たちからの感謝、今までのこと、これからのこと、その全てが詰め込まれた1曲です。

今回収録されるのは作中で使われたのとは異なるバージョンで、プロデューサーとしてステージ上から退いていた秋月律子が歌唱に参加しています。

総勢13人による歌声は完成されたものがあり、パートごとの組み合わせから受け取れる意味も様々。ハイレゾ音源の高解像度ならではの情報量から、色々見つけることが出来る曲です。

個人的には、少し柔らかめで残響感のあるイヤホンやヘッドホンでじっくりと聴いて頂きたいです。

夢を初めて願ってから今日まで、あなたはどのくらい経ちましたか?

○大先生Pのオススメ機種

 

 

 

★お願い!シンデレラ(M@STER VERSION)

アイドルマスターの楽曲には、大まかに分けて『個人曲』『ユニット曲』『全体曲』の3つがあります。

シンデレラガールズ』は、初めに渋谷凛、双葉杏、三村かな子、高垣楓、城ヶ崎莉嘉の5名によるソロCDが発売されました。ただ、やっぱりアイマスは『全体曲』あってこそ!

同作のテーマソングとなったこの曲は、ド王道にして全く新しい『アイマス曲』として、ゲームの方向性を決定づけてくれた曲のひとつだと思います。

アイドルのサクセスストーリーを童話『シンデレラ』になぞらえ、『』とリンクする内容を含むなど、こちらも『アイドルとの関係』を強く感じることが出来る楽曲。

何より、同作の人気メンバー9名による華やかな歌声は、新世代の幕開けを感じさせてくれます……といっても、もう5周年になるんですよね。

お姫様をイメージした楽曲だからか、全体的にキラキラとしたサウンドが目立ちます。その粒立ちをぜひ体感して頂きたいところ。

やや硬めで中高域の伸びのある、解像度の高めなイヤホンやヘッドホンが合うんじゃないかと思います。

○大先生Pのオススメ機種

 

 

 

★Thank You! (765 THEATER ver.)

こちらも同じく、『ミリオンライブ!』の『全体曲』。同作のCDシリーズ1枚目として発表された楽曲です。

新アイドル全37名による歌唱は、初めから全キャラクターに声が実装されていた『ミリオンライブ!』ならでは。

同作は『765プロライブ劇場』というシアターの発展が目標となっており、『ステージを自分たちの手で一緒に作っていく』というコンセプトが反映された歌詞になっています。

こちらもまた『ド王道』でいて『全く新しい』アイマス曲。『お願い!シンデレラ』とこの曲を聴いたとき、『始まったな』と強く感じたことを覚えています。

全体的に華やかな『お願い!シンデレラ』と比べてもグッとくる熱さがあり、かつ泣きメロっぽい要素もあって、ここぞという時に聴くと非常に感慨深くなる1曲です。

ハイレゾ音源では37人の色鮮やかなハーモニーとともに、シンプルながら王道な巧い展開のバックミュージックが調和しつつも明確にセパレーションされています。

サビ前の一瞬の静寂など、切り替えによるメリハリもより気持ちよく感じられると思います。Cメロ前にみんなが話しているところなんかもいいですね。

レスポンスが良くキレがあって、解像度の高いイヤホンやヘッドホンで聴いてほしい1曲です。

○大先生Pのオススメ機種

 

 

 

★眠り姫

MASTER ARTIST 2』で初登場した、765プロの歌姫・如月千早によるソロ曲。

童話『眠れる森の美女』をモチーフにした、荘厳かつ雄大なバラード曲です。

千早の歌唱力が遺憾なく発揮されている楽曲で、後に『約束』や『細氷』などの名曲が登場した後も根強い人気を誇る、彼女を代表する曲のひとつと言っても良いでしょう。アニメ21話でも千早の完全復活を象徴する役割を果たすなど、物語のキーとなる重要な楽曲でした。

千早のボーカルはもちろん、ピアノやバイオリン、アコースティックギターから、ドラムなどのやや電子的なサウンド、ケルティックなホイッスルやコーラス、果ては鐘の音など、とにかく情報量が多く、かつ完全に調和した素晴らしい楽曲なので、解像度が高く音が柔らかめなイヤホンやヘッドホンで、余すことなく体感して頂きたいですね。

○大先生Pのオススメ機種

 

 

 

 

★Twilight Sky

こちらは『CINDERELLA MASTER』で初登場した、多田李衣菜によるソロ曲。

ロックが大好きな李衣菜の願望を作曲家・作詞家さんが叶えてくれました感満載の楽曲ですが、聴いてみると彼女のひたむきさ、その真っ直ぐな性格が窺える素敵な曲に仕上がっていることが分かると思います。

軽快でスピード感のあるギターサウンドと、彼女の明るく伸びる歌声はまさにピッタリ。ロック好きを自称するだけのことはあります。いや、ほんとに、『ロックバンドのボーカルだな!』って感じじゃなくて、『ロック好きを自称するだけのことはあるな!』っていう印象を受けるのが素晴らしいポイントだと思います。カッコよさと可愛さの両立ですよね。

個人的には10thライブ、『ミリオンライブ!』のパンクロッカーアイドル・ジュリアとの共演も印象的でした。

これはぜひヘッドホンで聴いてほしい曲ですね。キレがあって押し出しがちょっと強めな機種とかが合うのではないでしょうか。

○大先生Pのオススメ機種

あとはもちろん、『スターライトステージ』でも李衣菜本人が使用していた、アイマスコラボヘッドホン『SE-MX9 THE IDOLM@STER』も併せて使って頂きたいです!

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★Precious Grain

こちらは『LIVE THE@TER PERFORMANCE』で初登場した、最上静香によるソロ曲です。

疾走感のあるテクノサウンドが、彼女の芯のある歌声と絶妙にマッチし、クールな雰囲気でありながら高揚感のある楽曲。

この曲と言えばやはり、8thライブでゲストとして登場した際の歌唱を抜きにして語ることは出来ません。

当時僕は札幌からLVで鑑賞していましたが、正直まだプロデューサーたちへ『ミリオンライブ!』が浸透しきっていなかったころだと思います。そんな中流れた『Precious Grain』は僕たちのド肝を抜き、既にミリオンPだった者は口々に『ほらな!? ころあずはすげーんだよ!!』と、嬉々としてはしゃいでいました。

ビシッとした、余韻が綺麗な音のイヤホンやヘッドホンが合う曲だと思います。ジャンル的に低音の量感もあるとより良いかも。

○大先生Pのオススメ機種

 

 

 

★アイ MUST GO!

こんな曲が実現することはきっとあり得ないのだろうと、mobageから『シンデレラガールズ』、GREEから『ミリオンライブ!』がそれぞれ発表された時、思っていました。

権利関係、レーベル、あらゆる面で難しかったこの曲を、アイドルマスターは10周年という最高のタイミングで完成させてくれました。

アイドルマスター』より天海春香如月千早星井美希

シンデレラガールズ』より渋谷凛島村卯月本田未央

ミリオンライブ!』より春日未来最上静香伊吹翼

いわゆる『信号機トリオ』と呼ばれる御三家たちによる夢の競演です。

趣としては『M@STERPIECE』に近いものがありますが、こちらはより視野を広く、3つの陣営を交えて、『アイドルマスター』というコンテンツの歩み、そしてこれからの未来についてを描いた歌です。

キミ』との関係を強く打ち出した歌詞を、壇上のアイドル、そして約4万人の同僚とともに泣きながら歌ったあの時のことを、僕は生涯忘れることはないでしょう。

ライブへ向かうまでに聴いた時、ライブで聴いた時、会場から帰るまでに聴いた時。すべてに別々の感情があり、共通の意志がありました。

この歌にはアイドル育成シミュレーションゲームという世界観、コンテンツの成長という歴史、プロデューサーとアイドルという関係性、その全てが詰め込まれています。

ぜひ、自分が最も愛用しているイヤホン・ヘッドホンで聴いてほしい曲ですね。

 

また、この曲は先述の版権上の関係からか、楽曲販売が殆どされませんでした。期間限定でiTunes Storeで販売されたものと、10thライブの限定版に付属していたCDのみです。そのため、この曲のハイレゾ音源というものは非常に貴重。他の曲ももちろん素晴らしいものですが、DP-X1A THE IDOLM@STERをお手に取った際には、ぜひこの曲の”重み”を体感して頂きたいと思います。

○大先生Pのオススメ機種

 


 

以上、公私混同付属のハイレゾ音源のご紹介でした。

まだ聴いたことがない楽曲がある方も、ぜひ興味を持つきっかけになれば幸いです。

また、店舗にご来店頂いた際にはぜひ、上記のオススメモデルと併せて試聴してみて下さい。大先生渾身のチョイスなので、きっとご満足頂けることと思います。

 

お相手は大先生Pことクドウでした! それではまた次回。


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