たっくん

どもっ!!e☆イヤホン アンバサダーのたっくんです!

 

浅草寺

近所の浅草寺に行ってきました。

家から徒歩15分なので、広角単焦点のレンズを付けたカメラを持ってお散歩して、おみくじを引いて、帰りに揚げ饅頭とおせんべいを買って帰ります。

浅草寺のおみくじは3割が凶なんだとか(^^;

 

さて、本題。

AKT5pタイトル

Astell&Kern AKT5p

▼【新製品】iriver Astell&Kern AKT5p ブラック e☆特価¥169,980-

 

Astell&Kern AKT5pはbeyerdynamicの人気ヘッドホンT5pをベースとしたヘッドホンです。

 

Astell&Kernの第2世代のAKシリーズ『AK240』、『AK120II』、『AK100II』に合わせたサウンドチューニングが施されています。

プラグは2.5mmのバランスプラグに変更されており、AKシリーズでの使用を想定して作られたモデルです。 

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

早速開封。

T5pでは大きなハードケースが付いてきましたが、こちらはAstell&Kernのプレイヤーと同じ様な化粧箱に入れられています。

 

2.5 mmバランスから3.5 mmシングルエンドへの変換ケーブル(約10cm)も付属しているので、第1世代AKシリーズや一般的なオーディオプレーヤーでも、AKT5pのサウンドをお楽しみいただけます。

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

beyerdynamic T5pとは同じ様に見えますが、アームの中央にあったT5pのロゴ型のくり抜きが無くなっています。

外装に関していえば、T5pからあまり大きな変更点はありません。

beyerdynamic

beyerdynamic

 

AKT5pはT5p同様にドイツハイルブロンのbeyerdynamicの工場でハンドメイドで造り上げられています。

beyerdynamic本社視察レポートブログはコチラ↓

【いってみた】ドイツが誇る総合音響機器メーカー『beyerdynamic』本社にいってみた

 

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

良く見ると、Astell&Kernのロゴマークに合わせて、ハウジングのデザインがT5pから変更されています。

Aの形になる様ハウジング中央で切替されています。 

実際にこういった大がかりなデザインの変更をすると、ロットやコストが上がる事が多く、殆どのOEMではこういった変更はされません。

細かい部分ですが、Astell&Kernのデザインへのこだわりを強く感じますね。 

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

ヘッドバンドにもAstell&Kernのロゴが型押しされています。

ヘッドバンドの素材、デザインにはロゴの変更以外にはなく、T5p同様に非常に手触りも良く、クッション性にも優れたシープスキンを採用しています。 

中央にはアルカンタラの様な素材が使用され、2トーンの様になっています。 

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

ドライバーには、強力な磁束密度を生み出すbeyerdynamic社の独自技術「テスラテクノロジー」が採用されています。

テスラテクノロジーの強力な磁束密度は、ドライバーを正確に駆動させます。

結果、極めて低い歪率と広いダイナミックレンジを実現しています。

 

T5pテスラドライバー

T5pテスラドライバー

 beyerdynamicを訪れた際に、T5pのドライバーを見せて頂く機会がありました。持つと強力なマグネットのずっしりとした重量感と堅牢性を感じました。

 

beyerdynamicのドライバーユニットへのこだわりはとても強く、全数の動作チェックはもちろん、左右のペアリングも行われていました。

 

強力な磁束密度を持っているので、電磁波がこのドライバーのユニットから外に漏れない様に、閉じ込める様な構造で作られています。

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

2.5mmのバランスプラグを採用しています。

AKシリーズ第2世代でバランス接続を行う際には、本体側でバランス出力への切り替えが必要です。 

現在のロットのT5pのとても簡素なプラグと比較すると、金属が使用されているAKT5pのプラグの方が耐久性は高そうです。

 

少し硬めのケーブルが採用されており、ケーブルの捻じれ等には強そうですが、タッチノイズが気になりそうです。

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

きいてみた。

 

写真の通り試聴にはAK240を使用、バランス接続での試聴をしました。

密閉型ながらしっかりと広がる空間の広さに驚かされます。

T5pでは低域がもう少しほしいと感じましたが、AKT5pでは低域の存在感が増しています。T5pと比べると少し主張のある音の印象です。

 

そこからEQをAKT5pにすると、特性がガラッと変わります。高域側の鋭い音の印象が、程よく抑えられた音になります。聴きやすい音になるという感じでしょうか。

壮大な感じに表現するのが得意なヘッドホンだと思います。

空間を広く使いながらも、音にしっかりと重厚感があるので、サラ・オレイン等のボーカル系の曲、アコースティック系のライブ音源等との相性が良いと思います。反面、レスポンスが求められる曲はあまり得意ではないと思います。

 

T5p同様にドライバーが耳の少し前方にオフセットで付けられているので、正しく装着しないと音が変な感じになります。装着がしっかりできれば、解像度は申し分なく高く、繊細な描写もしっかりと表現してくれます。

T5pもとても優れたヘッドホンですが、AKT5pはAKシリーズに特化する事で、さらに音質をブラッシュアップしたモデルと言えます。

持ち運ぶには少し大きいですが、ポータブル環境での最高音質を求める方にオススメなモデルです。

Astell&Kern AKT5p

Astell&Kern AKT5p

 

問題は値段ですね(^^;

T5pが¥97,510-(2015.2.4現在)となっており、AKT5pの¥169,980-と¥72,470-の差があります。

この価格差はAstell&Kern専用のデザイン変更や、為替レートによるモノですが、この価格差ほど商品自体に差はありません。

 

しかし、T5pとAKT5pには僅かながらも、確かに違いがあります。

ご購入をご検討されている方は、両方を比較試聴することを強くお勧めします。

試聴機は秋葉原店、大阪日本橋本店どちらの店舗にもご用意していますので、ぜひ一度聴いてみてください。

 

ご購入はこちらから↓

▼【新製品】iriver Astell&Kern AKT5p e☆特価¥169,980-

 

以上たっくんでした!