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皆さんおはこんばんちは。

e☆イヤホンのりょう太です!

 

別記事でご紹介したJH Audio x Astell&Kern新製品も話題ですが、こちらも見逃せません…!

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JH Audio TriFi

 

 

名機Triple Fi10。かつてUltimate Earsの代表をつとめていた頃のジェリー・ハービー氏が10年前に生み出したイヤホンのひとつ。生産完了となって久しい機種ですが、今でも中古市場で人気が高く、イヤホンとしては珍しく復活を望む声も多いです。

そんなTF10の開発10周年を記念して誕生したのがJH Audio TriFi(トリファイ)です。

 

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ポタフェス2015で初展示されたTriFi

 

日本ではポタフェス2015で初めて展示されました。

マザーパールのフェイスプレートが綺麗です。

一見するとカスタムIEMか、カスタムIEMの試聴機にも見えますがユニバーサルモデルとして登場します。発売時期は2016年の1月〜2月頃を予定しており、日本限定1,000台のみ販売。価格は税別で61,600円前後とのこと。

 

 

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プレートのデザイン

シェルの形状は同社のRoxanne、Layla、Angieといったユニバーサルモデルのものと類似していますが、実物を見ると思っていたよりも遥かに小さく感じました。

 

 

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長いステム

小さい分、フィット感も上々。

TF10の課題だった装着の難しさ、装着時に耳から飛び出す問題は形状を変更することで改善されました。

また、長めのステムなので耳の奥まで届いて安定感があります。

 

▼ナイスな低音

TF10っぽさが感じられる少し丸めでノリの良い低音がナイス!量多めながらあまり攻撃的な低音ではないので聴き疲れしにくそうです。

高域はかつてのTF10っぽさは薄れ、JH Audioライクなモニター的描写。

そして少し遠めなボーカル。ドンシャリ気味なので演奏音の方が少し前に出てきます。この辺りはTF10のバランスを彷彿とさせます。

やはり3ウェイになったことと、シェルデザインの変更などで総じてイヤホンとしての完成度は高くなっています。

個人的にはデザイン面で優れている分、「TF10にカスタムIEMで言う所の有料デザインオプション追加で納得」といったところ。限定モデルということもあり、購買意欲がかなり湧いてくるイヤホンです。

 

店舗での試聴はいつからできるかな…?

発売が待ち遠しい製品がまたひとつ増えてしまいましたね。