こんにちは!

秋葉原店のきーちゃんです。

2014年も残すところあと僅かですね。

先日、待ちに待ったライブに行ってきました!

IMG_0227-min (1)

帰りに遅延に巻き込まれ、電車がなくなってしまったということはさておき・・

もう最高でした!是非皆さんにも体感していただきたいです。

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さて本題はこちらです↓

タイトル

 【バックナンバーはこちらから】
第1回 Apple iPod classic の巻 (旧ブログ)
第2回 SONY ウォークマンFシリーズ の巻 (旧ブログ)
第3回 FiiO X3 の巻 (旧ブログ)
第4回 FiiO X5 の巻 (旧ブログ)
第5回 iBasso Audio DX90j の巻 (旧ブログ)
第6回 AK100&AK100MKIIの巻 (旧ブログ)
第7回   AK100IIの巻 (旧ブログ)
第8回 AK120&AK100II を大比較!の巻
第9回 FiiO X1の巻【発売記念】

 

2014年の締めくくりに、記念すべき第10回です!

ここまで続けていられるのは読んで下さる方々のお陰ですね、

ありがとうございます。

今まで以上に気合を入れて書きますのでよろしくお願いします。

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本日ご紹介するプレイヤーは・・・こちらっ!

メイン-min

 AK120II!

▼iriver Astell&Kern AK120II 128GB ストーンシルバー
e☆特価 ¥172,800-

メーカーさん製品情報はコチラ

 

今年の6月に発売となりましたAK120II、皆さんご存知ですか?

既に生産終了となっているAK120の後継機です。

縦に長いアルミニウムのクールなボディに目を惹かれますね。

でもカッコいいのは見た目だけではありません。中身こそが凄いのです。

¥172,800-というお値段には目を伏せたいところですが・・

皆さんのお財布の紐が緩んでしまうことを願って(笑)

本日はこのAK120IIの魅力をたっぷりとお伝えします。

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”AK120IIとは・・・こんなプレイヤー”

 

私の個人的な意見ですが・・こんな方へお勧めします。

①新たにワンランク上のプレイヤーの購入を検討中!

②イヤホンやヘッドホンを変えても音の違いがよくわからない!

③とにかく良い音と一緒に毎日を過ごしたい!

1つでも当てはまる方、要チェックです!

 

私なりのプレイヤーのキャッチフレーズはこちら↓

 ”AK120の進化型、AK240の継承機、と言える贅沢なパワフルプレイヤー!”

 一体何が進化し、継承されているのか、これからじっくりと見ていきましょう。

 

【第一世代のAK120とはココが違う!】

 まずは外観比較です。

AK120と 正面-min

正面

ボディの見た目は進化というよりも、全くの別物ですね。縦に伸びてスリムになりました。が、縦に伸びた分AK120IIの方が約33g重たくなりました。持ってみると、がっしりずっしり重さを感じます。見た目通りの重さ、と言った感じです。ボディが大きくなった分、ディスプレイも大きく見やすいです。AK120は表面の面積に対しディスプレイの大きさが約半分ですが、AK120IIは表面の約3分の2がディスプレイとなっています。画面が大きいと疲れにくいですし、操作もより捗ります。

 

AK120と 横から-min (1)

側面

厚さはほとんど変わらず、厳密にはAK120が約14.4㎜、AK120IIが約14.9㎜です。

AK120IIは、ポケットに入れるには縦がはみ出してしまい、少しかさばるサイズだと思います。AKシリーズの持ち運びに便利なこのような専用ポーチも販売されていますので是非チェックして下さい。

▼バンナイズAKシリーズ用ケース

 

私は普段、プレイヤーとイヤホンはポーチにひとまとめにしてバッグの中に入れています。イヤホンは更に小さなケースに入れています。本当はポケットに入れて常に一緒にいたいのですが、ポケットがある洋服を着ることが少ないのです。。女性の方なら共感してくれますよね?笑。皆さんなりの持ち運び方を探してみて下さい。

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では早速中身に移ります。

”AK120IIのここに注目! 主な特徴”

 

 1、DACチップ

AK240と共通のDACチップ『シーラスロジック CS4398』を採用しています。

AK100シリーズはシングルDACですが、AK120シリーズ、AK240はデュアルDACです。(DACが2つ搭載されています。LR独立されており、それぞれ一基ずつ積んでいます。)LR独立されているということは、DACに掛かる音の負担がAK100シリーズの半分に軽減されるので、一つ一つの音の再現性、正確さが更に表れます。

DACにだけ着目すると最上モデルのAK240と変わりません

 

2、3.31WVGAタッチパネル

AK240と同様のユーザインターフェイスを持つ、3.31インチの480×800ピクセルのWVGAタッチパネルが採用されています。なんだか名前が難しいですが、AK120とは異なるタッチパネルです。AK120以上にさくさくと反応する操作感が嬉しいですね。AK240と同様に、頻繁に使う機能設定は画面上部からコントロールパネルをスクロールすることで、手軽に切り替えが可能です。

 

3、バランス出力の搭載

2.5mm4極プラグによるバランス出力を搭載しています。

AK240、AK100IIには搭載されていますが、

AK100やAK100mk2、AK120には搭載されていません。

バランス出力の仕組みは、ピンのアサインが先端から(R-、R+、L+、L-)となっています。バランス出力の利点はノイズが減ることです。せっかくこんなに魅力的な出力が付いているのですから、試してみないと!

▼当店でお取り扱いのあるバランスケーブル一覧はこちら

 

4、Wi-Fi機能の搭載

 このAK120IIが発売されるまでは、AK240のみが対応していました。(現在はAK100IIも対応しています。)”ストリーミング再生”ってご存知ですか?データを受信しながら、再生する機能です。同じネットワーク環境内にいれば、PCからUSBケーブルを使ってデータを送信する手間が省けます。又、ファームウエアのアップデートもWi-Fi機能を使用して行える為、非常に便利です。

 

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 サイズ-min (1)

各サイズ・重さ

 

各方面から観察します。

上-min

上部

 左から、

・3.5㎜イヤホン(アンバランス)出力/光デジタル出力端子

・2.5㎜バランス出力端子

・電源/画面オン・オフ

 

下-min

下部

 ・USB microB端子(充電・データ転送・USB DAC)

充電時間は約3時間半です。(5V 2Aのアダプターで充電時)

PC経由で充電を行う場合、製品の電源の状態によって変わります。

 右-min

右側

 ダイヤルボリュームが右側上部に付いています。
AKシリーズ共通の152段階(0~75/0.5刻み)で設定が出来ます。

 

ダイヤル部分-min (1)

ダイヤル部分

 ガード部分の3本のラインは、ストリングスを連想させるイメージだそうです。

ダイヤルの表面は凸凹した触り心地で、指当たりが良く、カチカチと回しやすいです。

 

左-min

左側

上から、
・曲戻し/巻き戻し
・再生/一時停止
・曲送り/早送り
・microSDカードスロット×1スロット (SDHC/XC 最大128GB )

内蔵メモリが128GBなので、最大256GBの音楽データをこのコンパクトなプレイヤーの中に入れて持ち歩くことが出来ます。

 

本体収録可能数(128GB):約780曲 (FLAC/192KHz/24bit)

                                      約4,940曲 (FLAC/44.1KHz/16bit) 

                     (※演奏時間4分のファイルを保存した場合の理論値です。)
連続再生:約9時間(FLAC/192kHz/24bit)
               約10時間(FLAC/44.1kHz/16bit)
               約9時間(1bit DSD2.8MHz)

            (全てボリューム37, EQオフ, 画面オフの場合です。)
ファイル形式: WAV, FLAC, MP3, WMA, OGG, APE, AAC, ALAC, AIFF, DFF,     DSF

 

 裏2-min

裏面

高級感を持ったロゴが引き立っていますね。

裏面のみ強化ガラスが採用されています。

 

裏ズーム-min

 背面デザイン

ちょっと見づらくごめんなさい。

Astell&Kernの”A”のロゴパターンが施されています。

確かによく見ると!と納得です。おしゃれな施しですね。

 

設定画面1-min

各種設定画面

様々な設定が出来るのですが、ここでイコライザー設定画面をお見せします。

 

EQ-min

イコライザー設定画面

ユーザー設定では、各帯域の丸いメーター部分を動かし、10バンド、0.5dBずつ自由に調節が可能です。名前を付けて保存することができるので探す際に便利です。

プリセットEQも音楽ジャンルに応じて各種用意されていますので、特に同じようなジャンルを聴くことが多い方に試していただきたい機能です。

 

設定2-min

各種設定画面その②

明るさはこの11が最大値です。

私は普段ディスプレイでの電力消費はなるべく軽減したいので、明るさは必要最低限まで暗くして使用します。

”テーマ”というのはディスプレイのデザインのバリエーションです。実際手に取って変更してみてくださいね。4種類あります。

 

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イヤホンと-min

聴いてみた!

さて、ここからが最も重要になってきます。

★曲(第1回から同じ曲で試聴しています。)
・”Hit Me”  Dirty Loops
・”この世は不思議”  冨田ラボ
・”Life Goes On”  上原ひろみ

 

★イヤホン:(第1回から同じイヤホンで試聴しています。)
DENON AH-C710
▼DENON AH-C710-K(ブラック) e☆特価:¥8,060- 
▼DENON AH-C710-S(シルバー) e☆特価: ¥8,060-

 

★ファイル形式:(第1回から同じファイル形式で試聴しています。)
WAV(44.1kHz/16bit)

 

それでは私なりのレビューです。

AK120IIの音に関しては、個人的にはAK100MK2のPRO EQをオンにした状態の音質を格段にグレードアップされた印象を持ちました。

是非こちらも参照して下さい。

第6回 AK100&AK100MKIIの巻 (旧ブログ)

 

全音域を通して目立った癖は無いと個人的には思います。

パワーがありつつも、とても素直な音です。
”ハイレゾを聴かなきゃ違いがわからないんじゃない?”とお思いの方、いいえ!決してそんなことはありません。今ご自身のプレイヤーで聴いていらっしゃるファイル形式そのままAK120IIに入れて一聴してみてください。”こんな音この曲に入っていたっけ?”と感じるはずです。これぞAK120II、素晴らしい音の解像度と、程良い音場を醸し出してくれます。いつまでも手離さず聴いていたくなる、そんな音の持ち主です。フラットさに関してはAK120IIに比べ、AK100IIの方が強い傾向にあると思います。ポタアンの購入はまだ視野に入れていなく、プレイヤー単体での使用を考えていている方には特に、このAK120IIを使っていただきたいです。

 イヤホンと2-min

聴いてみた!~ハイレゾ編~

★試聴アルバム

・”Move” 上原ひろみ

・”Alive” 上原ひろみ
・”single collection + Hotchpotch” 坂本真綾

 

★ファイル形式

FLAC 96kHz/24bit

 

それでは私なりのレビューです。

 ハイレゾ対応なのだから聴かなきゃ損!ということで早速試聴しました。96kHz/24bitということで、WAVファイルと比べ、曲に含まれる音の情報量が2倍になりました。1つ1つの音の密度が増し、臨場感を大いに漂せています。さすがハイレゾ!文句なしの音ですね。WAVと比べますと、音の角ばった部分がわずかに取れ、丸みのある本来の音が十分に出されているように感じます。

 

重ねたところ-min

聴いてみた!~withポタアン編~

最近ポタアンも気になるきーちゃんです。ということで、急遽コーナーを作りました。ポタアンはなんだかよくわからないという方、少なからずいらっしゃるかと思いますが、細かいことは気にせず、繋ぎ方さえ間違わなければ音は出ますので、まずは聴いてみて下さい。(たまに私は間違えます。。先輩スタッフに色々教えていただきながらまだまだ勉強中です。)

 

今回繋いでみたポタアンはこちら↓

vantam-min

VANTAM!

▼VentureCraft SounDroid VANTAM
e☆特価: ¥64,800-

先日発売された今話題のポタアンです。

黒いボディがカッコイイです。厚さも他のポタアンと比較してもスリムな部類になると思います。重さ180gありますが見た目ほど重さは気になりません。

vantam-側面-min

 接続面①

 iPod classic と繋げて試聴する際は30ピンのDockケーブルを使いデジタル接続が可能です。以前 iPod classicで試聴したのですが、劇的に変化した音の鮮明さに衝撃を受けました。

vantam-側面2-min

接続面②

写真を見るとわかるように、様々な接続に柔軟に対応しているポタアンです。

今回は左から2つ目の”OPT IN”とAK120IIの光デジタル出力端子を丸丸の光ケーブルを繋いでみました!(初めて光接続を試みました。)

そしてイヤホンはいつも通りDENON AH-C710-K(ブラック)です。

 

それでは私なりのレビューです。

VANTAMはDSUS(デジタルサラウンドアップサンプリング)を搭載しています。ということで、今回はWAVファイルを96kHz/24bitにアップサンプリングして試聴しました。音の濃厚さが違いますね。音一つ一つにパワーが生まれ、全体的に重みが出るような感じです。と同時に鮮明さが生まれるので、今まで以上に音楽に入り込める環境を作りだしてくれるのではと思います。アップサンプリングの設定は、本体裏にあるスイッチですぐに出来ます。色々と試していると音の変化が楽しいです。

 

今回はイヤホンのみの試聴でしたが、適応ヘッドホンインピーダンスは8Ω‐600Ωとされています。ヘッドホンにも十分に対応してくれますね。皆さんも是非ご試聴してみて下さい。

 

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【AK120IIその他のスペック】

 

付属品:イタリアンレザーケース、保護シート(予備)、クイックスタートガイド、    保証書、Micro USBケーブル、micro SDカードスロットカバーx2

    ※イヤホン、micro SDカードは付属されていませんのでご注意を!

 

サンプリングレート: 8kHz, 16kHz, 32kHz, 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz,              176.4kHz, 192kHz, 352.8kHz, 384kHz
(*352.8kHzは176.4kHz、384kHzは192kHzへダウンコンバート)
DSD64(1bit 2.8MHz),ステレオ/DSD128(1bit 5.6MHz),ステレオ
(*DSDはPCM176.4kHz/24bitに変換)
量子化ビット数:8bit, 16bit, 24bit,

                       32bit(Float/Integer *24bitダウンコンバート)
ビットレート: FLAC:0~8, APE:Fast~High,MP3/WMA:最大320Kbps,             OGG:Up to Q10, AAC:最大320Kbps

 

その他便利な機能
・フォルダ管理
・タグ情報: ID3 V1 Tag, ID3 V2 2.0, ID3 V2 3.0
・データベース管理 :楽曲(All/MQS/DSD)、アルバム別、アーティスト別、

          ジャンル別
・頭出しからのレジューム機能(レジューム機能とは、電源を切る直前の状態を保存し、次に電源を入れたときに電源を切る直前の状態から再開する機能です。)  
・アルバムアート表示 
・歌詞表示 
・プレイリスト機能 
・再生方法: 通常再生, シャッフル,リピートモード リピート, 1曲リピート
・ギャップレス再生 

 

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 ”AK120の進化型、AK240の継承機、と言える贅沢なパワフルプレイヤー!”

AK120IIに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

もう一度書かせていただきます!

①新たにワンランク上のプレイヤーの購入を検討中!

②イヤホンやヘッドホンを変えても音の違いがよくわからない!

③とにかく良い音と一緒に毎日を過ごしたい!

1つでも当てはまる方、要チェックです!

秋葉原店、日本橋店共に視聴機ご用意しております。

中古のご用意もございますのでお気軽にお問い合わせください。

 

【最後に】

今年の4月からe☆イヤホンで働き始め、7月から始まったこの”オーディオプレイヤーマスターへの道”は、今回で第10回を迎えました。読んでいただきありがとうございます。2015年は今年以上の内容でお届け出来るよう、日々精進したいと思います。今後ともよろしくお願いします。

 

さてさて、皆様お正月はお休みですか?

e☆イヤホンは年中無休で営業しております!

(私はこのことを知った時ビックリしました笑。去年は冬休みだったなぁと懐かしくなります。)お正月休みはご家族、お友達を誘って是非e☆イヤホンへ!

2015年も良い音と一緒にスタートしましょう。

皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちしています。

 

良い年をお迎えくださいね。

以上、秋葉原店のきーちゃんがお送りしました。

 

【webからのご注文はこちら】

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▼中古のiriverプレイヤー一覧

 

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