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どーも。

 

実はここ最近注目されているものがあるんです。

 

それが、、

 

「懐かしいもの」

 

つまり思い出があるものです。

 

そして音楽の中にも注目されている物があります。

 

それは何か。。

 

そう、、

 

「カセットテープ」です!

 

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 By Marc Arsenault – Wow Cool

 

なぜいま注目されているのかというと、

 

懐かしい!というところと、

カセットテープならではの音質があるから!

 

ここでピックアップしたいのは、、

 

カセットテープならではの音質があるというところ。

 

今や死語とまで言われているエアチェック(ラジオやテレビの音をラジカセ等で録音する事)したカセットテープを聴いた事ある方ならご存知かもしれませんが、、

 

とにかく音が太い!

 

実際に自分も現役で聴いてるのでわかるんですけど、

細かい音は正直不得意です。

しかしあの音の図太さはカセットじゃないと出ないです。

ビックリしますよ!これは本当に。

 

ちなみに、、

 

最近カセットテープで楽曲をリリースするアーティストも増えていて、

注文を受けてからテープで販売するという事もちょこちょこある話です。

 

そして面白いのが、、、

 

カセットテープによって音が変わる!

 

これ大事なポイントです。

 

どういうことかというと、、

 

テープに使われている素材によって音が変わるということです。

 

「カセットテープ」利用ガイドより。

 

(1)TYPE I/ノーマルポジションテープ

いまやカセットテープ最後の生き残り種となったノーマルポジションテープ。しかも現在店頭では低グレードのものしか入手できないため、非常に萎えます。しかしもはや選択肢は残されていないので、がんばって使っていきましょう。磁性体として酸化鉄(Fe2O3、つまり錆びた鉄)を使用しているため、初期のテープはまさに錆色(赤茶色)をしていましたが、特性や耐久性を向上するためにいろいろな加工をするようになってからは黒っぽくなっていきました。

また、初期のノーマルテープは「スタンダードタイプ」「ローノイズタイプ」「ローノイズ・ハイアウトプットタイプ」など、さらに細かく分かれていましたが、いつの間にかそれぞれメーカーのモデル名などの表現に変化してしまいました(ソニーのAHF、BHF、CHFなど)。

ノーマルテープは高域MOL特性、ノイズ、ダイナミックレンジで他のポジションのテープより劣ります(過去には例外的にすごいテープもありましたが)。そのため、ソースによってはノイズリダクションなどを使用して、性能を稼ぐことが必要となる場合があります(クラシック音源など)。

1987年当時のソニーの代表的な音楽用ノーマルテープ「HF-ES」。現在のノーマルテープとは比べ物になりません・・

 

(2)TYPE II/ハイポジションテープ(クロームポジションテープ)

通称「ハイポジ」(死語?)。こちらもすでに絶滅寸前です。もともとはノーマルポジションに使用されている酸化鉄よりもさらに磁気記録特性を向上させるために二酸化クロム(CrO2)を使用したことから、クロームポジションと命名されましたが、テープメーカーが磁性体を変更(コバルト添加酸化鉄)していったため、「ハイポジション」という名称に変化しました。(クロムが硬度が高いためヘッド磨耗が問題になったり、二酸化クロム製造の副産物が当時話題の六価クロム(有害物質)だったりといろんな原因があったみたいです。ほとんどのメーカーではテープセレクタの英語表示は最後までHighではなくCrO2でしたが・・)

入力レベル自体はノーマルに比較してあまりアップしませんが、ノーマルテープよりノイズが低いため、ダイナミックレンジが広がります。また、高域特性がよいため、聴感上の音のクオリティがアップします。しかしながら低音の迫力ではノーマルが好ましい場合が多く、ソースとの組み合わせによっては音質的には好みが分かれるところです(これも、過去には例外的にすごいテープがありました・・・)。

おなじく当時のソニーの代表的なハイポジションテープ「UX-S」。これまた現在のハイポジションとは(以下略)

 

(3)TYPE III/フェリクロームテープ(FeCr)

メタルポジションが開発される以前に、ノーマルとクロームの両方のよいところを融合した(物理的には2種類の磁性体を2層塗りしている)規格として登場しました。メタルテープの登場とともにすぐ廃れてしまい、フェリクロームが録音可能なデッキはかなり旧いものとなります。まず使用することはないと思いますが、過去のテープ資産として再生する場合は、再生イコライザ70μS(ハイポジションまたはメタルポジション)で再生します。

ソニーのフェリクロームテープ「DUAD」。ソニーは最後までフェリクロームを作っていました。

 

(3)TYPE IV/メタルポジションテープ

今や店頭からは姿を消した、絶滅種のメタルテープ。

磁性体に鉄(錆びてない)を使用し、強力な磁束密度と保磁力を実現。カセットテープ進化の頂点として、ノイズリダクションが不要といえるほど高い信号レベルを入力できる媒体です(メタルテープは過去に恐ろしく強力なテープがいくつも存在しており、当時の戦略物資として輸出規制対象となったものもありました(^^;)。

音質的にもオールラウンドに使用できるため、ある意味もっとも使いやすいテープですが、残念ながら現在は店頭ではほぼ入手不可能です・・

当時のソニーの代表的なメタルテープ「Metal-ES」。MOLは10KHzで+1.0dB(0dB = 250nWb/m)とかなりの高性能テープです。

 

 

ここで紹介したメタルポジションテープに関して言うと、、

むちゃくちゃ値段が高いです。

 

最近ちらっと調べたら、、

 

メタルポジションテープ一本で何万円という物も!

しかもほぼ売っていない!超レアものテープなんです。

 

 

ちなみに僕がTwitterで使っているアイコンはメタルのカセットテープと僕が使っているカセットプレイヤーのショックウェーブです。

 

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そして、、、

 

そんなカセットテープが今ではなんと!!!

 

ファッション業界でもブーム起こっているんです!

 

ファッション業界も注目!カセットテープがブーム再燃の兆し

(外部リンクへとびます。)

 

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原宿にあるCD・レコードショップ「BEAMS RECORDS」に「CASSETTE TAPE from West Coast」という企画があり、カセットテープのみをリリースするレーベル「Sanity Muffin」などカセットブームを盛り上げる作品がセレクトされたり、アパレルブランド「And A」は、個性的なアーティストやバンドの作品をカセットテープメインで発表するインディーレーベル「BURGER RECORDS」とコラボレーション。今年2月、「And A」渋谷店のショップ内に、期間限定のポップアップストアが誕生したりと流行っているんです。

 

 

更にはガチャガチャにも登場!

 

TAKARA TOMYさんから、、

 

若者よ、これがカセットテープだ!

THE カセットテープシリーズ

 

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これ見つけた瞬間僕は200円をがちゃがちゃに突っ込んでました。

 

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そうなんです。

 

カセットテープ実はもう流行ってるんですよ!

 

ちなみに僕は学生のときはDJが出していたミックステープをずっと聴いてました。

 

ただ本当に思うのは、テープの音質って本当にアナログ感がめちゃくちゃ出るんですよね。もちろんノイズも入りますしテープ劣化のため音も悪くなる。

でもこの音はテープじゃないと聴く事が出来ないんですよね。

 

どうですかこの自分の満足感でしかないこのブログ!

 

でも僕は知ってます。これを見ながらニヤニヤと笑っている方もいるということを。

 

ちなみに明日使えるかどうか分からない豆知識ですが、、

 

ラジカセの原器で、、

カセットの普及にも貢献した日本で初めて発売されたラジカセが、、

 

「AIWA(アイワ)」のTPR-101

 

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だから何やねん?とか受け付けません。

 

最後に、、

 

最後まで読んでくて、、、

オブリガード。。