2018年4月より、Ultimate Earsの全機種のコネクターとケーブルが一新されました。それにより、長年愛されてきた機種達はどう音が変わったのか…専門店スタッフ三名からレビューをしてもらいました。今回はPart01ということで、UE5PRO,UE Reference Remasterd,UE18+PROの紹介とレビューを掲載します。そもそも、IPXコネクターってなんだ?という方のためにも簡単な紹介も載せていますので、UEのカスタムIEMにご興味のある方は是非ご覧下さい。

 

Ultimate Earsって?

 

Ultimate Ears(アルティメット・イヤーズ)は、1995年に設立されたカスタムIEMをハンドメイドで製造し提供しているアメリカ合衆国・カルフォニア州のブランドです。20年以上の歴史で100,000機以上製造してきた実績で世界中をツアーするトップミュージシャンやオーディオファンから絶大な信頼を獲得し業界ではトップシェアを維持しています。また、2018年4月には全機種のコネクタとケーブルを一新したり、新フラグシップモデルUE LIVEを発表したりと、常に目が離せないブランドです。

Ultimate Earsはe☆イヤホンでも大人気のカスタムIEMメーカーです。e☆イヤホンだけでも約3000件以上のオーダーがあり、ステージ・スタジオミュージシャンはもちろんの事、初めてカスタムIEMをオーダーする方から複数個所有している玄人ユーザーまで、幅広い層に人気のある王道のカスタムIEMメーカーです。

 

※Ultimate Earsについての詳細はこちら

 

 

IPXコネクターって?

UE IPXコネクションシステム

付属ケーブル UE SUPER BAX

IPXコネクションシステムは、estronと共同で製作された独自規格のコネクターです。特徴としては、非常に軽く、ウォータプルーフの規格IP67を認定されていますので、粉塵と水分の侵入を防いでくれます。従来のコネクターよりも耐汗性、耐候性を備え、ミュージシャンの厳しいツアー環境に耐えれるような設計がされてあります。ケーブルとコネクタ間は格段に耐久性があり、なおかつ、簡単にケーブル交換することを可能にしています。付属ケーブルである、UE SUPER BAXは12ポンド(約4キロ)のバーベルを持ち上げるのに十分な強さを誇るケーブルですが、軽量で透明なのでほとんど見えにくくなります。(ステージミュージシャンが着用していてもほとんど目立ちません。)信頼性を大幅に向上させたこの新しいシステムは、数千回ものプラグの抜き刺しの実験に耐えることができます。2018年4月11日のオーダー分より、IPXコネクターで作製されています。

 

 

UE 5PRO

e☆イヤホンで一番オーダーが多いカスタムIEMのUE5PROです。2ドライバー2WAYというシンプルさとは思えないくらいのパワフルさと高音質で大人気のモデルです。それぞれの音がクリアでエントリーユーザーにはもちろん、ミュージシャンにもおすすめのモデルです。

■本体価格

¥67,800-(税込)

■スペック
ドライバー構成:2BAドライバー
クロスオーバー:2Way・クロスオーバー
再生周波数:5Hz-22kHz

 

■専門店スタッフがレビューしてみた

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見た目もスッキリと綺麗なケーブル。目立たない色はイヤモニとして使用される方にとっては嬉しいポイントですよね。新導入されたIPXコネクタはリケーブル時の差し替えも簡単ですし、MMCXコネクタのようにくるくる回りにくいため接触不良の心配も少なそうです。肝心の音ですが…思わず声が出てしまうくらい変わります。解像度がぐぐっと上がっており、余韻が少なくなることでよりステージユースになったかと。ボーカルをふわっと浮き出たせる高域と低域。オールジャンルなんなとこなしてくれますが、普段使いするなら特にPOPSが楽しく聴けると思います。5Proの透き通る中高域はそのままにグレードアップしたような印象を受けました。個人的には旧コネクタよりも好きです…♡

 

 

UE Reference Remasterd

ハリウッドのCapitol Studiosとのコラボレーションによって作り出された高解像度スタジオリファレンスモニターです。クリアで音源に対して忠実な音を再現します。(略称:UE RR)

■本体価格

¥129,800-(税込)

■スペック
ドライバー構成:3BAドライバー
クロスオーバー:3Way・クロスオーバー
再生周波数:5Hz-25kHz
■専門店スタッフがレビューしてみた

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旧コネクター版のUE RRを持っていますが、コネクターが変わったという事で改めて聴きこんでみました。コネクターとケーブルは変わりましたが、フルフラットな音のバランス、刺さらずしっかりなってくれる高音域、各帯域の繋がりの良さなど、音特徴や方向性はほぼ変わっていませんでした。一番変わったのは音の細かさと密度です。解像度自体も元々高い機種ですが更に音を細かく分解してくれるようになりました。その影響か音の密度も上がったように感じました。シンバルの響きやアコギのかき鳴らしたギターリフまでこれまで以上に正確に再現してくれます。その分さっぱりとした感じはなくなりましたがリファレンスの名を持つ機種として更に完成度が上がりましたね。コネクターやケーブルが変わってもその優等生ぶりは健在です!

 

 

UE18+PRO

数々の賞を受賞したUE18Proの後継機種で、18PROの卓越した性能を維持しつつ、独自開発したドライバーを新たに搭載しています。さらに印象的なハーモニクス、より進化した存在感、クリアで温かみのあるサウンドを実現します。

■本体価格

¥192,800-(税込)

■スペック
ドライバー構成:6BAドライバー
クロスオーバー:4Way・クロスオーバー
再生周波数:5Hz-22kHz
■専門店スタッフがレビューしてみた

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旧コネクターのUE18+PROを愛用しています。中低域が厚くハイから深いローまでスッキリタイトなUE18+PROですが、旧コネクターの物と比べIPXの場合、元々しっかりと出ていたハイの更に高い音が出るようになりトーンが一段階あがった印象。試聴機と実機での聴き比べではありますが全体的に少し優しい音になったというか聴きやすくなった感じがします。18PROから18+PROになってよりタイトでスッキリとした代わりに、すこしコンプ感があったが音が生々しくなったように思います。音が近く楽器の音が生々しかった旧18PROと、音の距離を少し離し空間表現とボーカルが聴きやすくなった18+PROの良いとこ取りのようなイメージで、音の距離や空間の広さと音のリアルさが共存したよりハイレベルなサウンドになったと思います。

 

 

取扱店舗情報

■オーダー受付
・日本橋本店
・秋葉原カスタムIEM専門店
・名古屋大須店
・梅田EST店
・Web本店

各店舗の詳細はこちら

Web本店カスタムIEM専用ページはこちら

■試聴機情報

※2018/05現在

・UE5PRO(IPX)

日本橋本店、カスタムIEM専門店、梅田EST店

・UE RR(IPX)

カスタムIEM専門店、梅田EST店

・UE18+PRO(IPX)

カスタムIEM専門店、名古屋大須店、梅田EST店

 

Part02はUE7PRO,UE11PROを紹介する予定です。

以上、ターシーがお送り致しました。

 

 

関連情報

■UE6PRO,UELIVEオーダー開始

UE新機種の紹介とレビューを掲載しています。

■カスタムIEMってどうやってオーダーするの?

オーダーする前に読んでみよう

 

 

ターシー
秋葉原カスタムIEM専門店のターシーです。 カスタムIEMに関するいろんな情報を発信します。 イヤホン⇒Westone ES60,UE Pro Reference Remastered プレイヤー⇒PAW GOLD
  

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