大先生です。

 

本日7月16日のポタフェス秋葉原をもちまして、『ポタフェス2017 SPRING&SUMMER』は終了となりました。皆様お楽しみ頂けましたでしょうか?

僕も今回PR部として初のポタフェス秋葉原となり、全3階に連なる広大な会場を駆け回っておりました。今回も全180ものブランドが並んでおり、全てを見るだけでもなかなか一苦労といったところですが、それだけにイベントのボリュームとしてはものすごく、クタクタになるほど楽しんで頂けたなら幸いでございます。

 

さて、そんなひしめき合うブランド群を、私もTwitterにて沢山取材・紹介をさせて頂きました。

 

 

今回はそんな沢山の出展ブランドの中から、

大先生が超個人的に気に入ったベスト5を勝手に発表したいと思います!!

 

 


 

第5位 EN120(七福神商事)

まずは第5位、七福神商事ブース・EARNiNEブランドより『EN120』。

 

EARNiNEといえば韓国のイヤホンブランドですが、世界でも数少ないBAドライバの自社製造を行っているブランドとしても知られています。

そんなEARNiNEの新作イヤホンは、原点回帰のような1BAモデル。20を超える試作を経て、ステンレスというハウジング特性を活かすことが出来る特殊なBAドライバの開発に成功。

そのサウンドは1BAとは思えないほどの力強い低音、そして優れた広い音場を持つ仕上がりでした。

つるっとした小さなシルエットも耳への収まりが良く、人を選ばずに良いフィッティングが期待出来ます。

価格はまだ公表していないようでしたが、コッソリお伺いしたら素晴らしすぎる価格でした……。ご期待下さい!

 

 

 


 

第4位 HAMMERHEAD for iOS(RAZER)

続いて第4位にランクインしたのは、ゲーミングデバイスでおなじみRAZERの『HAMMERHEAD for iOS』。

 

HAMMERHEADといえばiPhoneやPS4などで使用出来るゲーミングイヤホンとして知られ、最新機種である『V2』はゲーミングでありながら音楽的な表現力に優れ、ゲーマーのみならずオーディオユーザーの間でも密かなブームとなっておりました。

今回はそんなHAMMERHEADがBluetooth、そしてLightningに対応してそれぞれ参考出展。中でもLightningデバイスが好きな僕としては、『for iOS』の方を第4位として選出させて頂きました。

 

特徴として、第一にハウジングのRAZERロゴが光るということ。コレ実は、RAZERのゲーミングヘッドセットを使っている方にはおなじみの機能。Lightning端子から電源を供給することで、LEDによる発光が可能となったわけですね。

第二に、専用のアプリでイコライジングが可能となっていること。上記のツイート内にも写真がありますが、iPhoneやiPadと接続した時のための専用のアプリケーションが配信されており、インストールすることで音質を操作することが出来るのです。ゲーミングのみならず、リスニング用途としても力が入っていることがわかりますね。

第三にして(個人的に)最大の特徴は、ハウジングの形がマイナーチェンジしていること。LEDの内蔵などもありハウジングの形が少しだけ変わっているのですが、これにより以前の『V2』より挙げられていた『ハウジングが耳にぶつかって痛い』という欠点が見事に解消されています。『音は良いけど装着感が……』そんな部分を見事に払拭し、Lightningイヤホンとして、Bluetoothイヤホンとして見事な進化を遂げたことはお試し頂ければすぐにわかることでしょう。今回は先述の通り参考出展とのことですが、正式なリリースが楽しみですね。

 

あと流石はゲーミングデバイスメーカーということで、椅子(ゲーミングシート)がめちゃめちゃ座りやすかったです。これも欲しくなっちゃいますね。

 

 

 


 

第3位 stpad 2(YAXI)

第3位はイヤーパッドでおなじみYAXIより、MDR-CD900STなどに装着出来るイヤーパッド『stpad 2』がランクイン!

 

今までもレザーのみならずアルカンターラマイクロファイバーモデルなど、数多くの意欲的なイヤーパッドをリリースし続けてきたYAXI。

そんなYAXIが今回満を持して発表したのは、「イヤーパッドの内部素材が前後で異なる」という特殊すぎるもの。形も今までのレザーパッドと異なり、『YAXI for HD650』を踏襲するような内部空間の大きな形に変化しています。

基本的には前側がレザーパッド、後ろ側がベロアパッドとなっており、全体としてはレザーで出来たイヤーパッドながら音のヌケ感に優れています。

ただ、くるりと回して前後を変えただけでサウンドが一変。力強く密度のあるサウンドに変化し、まるで全く別のヘッドホンを聴いているかのよう。

メーカーさん曰く『オーディオルームをセッティングする際に吸音材の位置や角度を微調整するだけで音が変化しますが、それがイヤーパッドの内部という極々小さな空間で発生しているのではないか』とのこと。うーん、イヤーパッドは本当に奥が深い……。

まだ参考出展という形での展示となりましたが、近日中に発売も予定しているとのこと。CD900STユーザーはもちろん、同型のモニターヘッドホンをお持ちの方も注目の逸品です。

 

 

 

 


 

第2位 ”聴くVR”(S’NEXT / YAMAHA)

技術参考展示としてS’NEXTブース内YAMAHAコーナーに出展されていた『“聴くVR”』が第2位にランクイン。

 

アニメ映像やライブ映像に合わせたセッティングが用意され、没入感の高いサウンドチューニングを実現するという本プロダクト。

その出来栄えはまさに『VR』を関するに相応しく、視聴させて頂いたTVアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』第25話のライブシーンはあわや涙をこぼすところでした。

これで家にあるアニメやライブのBDを鑑賞出来たらと思うと、それだけで色々気持ちが昂ぶってくるものがあります。そういった意味で、ここまで製品化が待ち遠しいプロダクトもなかなか無いかもしれません。

これでリズムゲームなんかをやっても面白そうですね。色々可能性が感じられるブースでした。

 

 

 


 

第1位 onso IE80用ケーブル(ひさご電材&SENNHEISER)

栄えある第1位に輝いたのは、ひさご電材ブース&SENNHEISERブースで展示されておりましたonsoブランドによる『IE80用ケーブル』!

 

発売から5年を超えるロングセラーモデル『IE80』。永きに渡って愛される名機ながら、リケーブルに独自端子を採用していることによって他社製ケーブルのラインナップが比較的少なく、MMCXなどの多種多様なリケーブルを羨ましく思うところもございました。

そんな中、ついに発表されたonso×IE80のケーブル。onsoのケーブルシリーズの中でも新たに『04』とナンバリングされた本機は6N銅線+4N銀メッキ銅線のハイブリッドケーブル。

光沢を帯びたグレーのケーブル、そしてIE80にマッチするチューニングはなんとIE80用ケーブルとして開発される前に偶発的に生まれていたものだそうで、まさに運命のコラボレーションと言えましょう。

剛性に優れたチタン製のL字プラグ、同社ならではの取り回しの良いケーブル、耳元にワイヤーなども入っていないゆえの汎用性の高い造りなど、onsoケーブルとしては当たり前のようながら、まるでIE80の純正ケーブルを踏襲したかのような共通点はスムースな移行を可能にします。今まで純正ケーブルしか使ったことが無かった方も、違和感なく使えることでしょう。

 

また、僕自身(IE80をお持ちというお客様を案内しまくって)聞かせて頂いて面白かったのが、ステレオミニモデルと2.5mm4極のバランスモデルで人気が二分したこと。

どちらもIE80のサウンドバランスの良さを殺さずにグレードアップしてくれる音質設計ではありますが、ステレオミニモデルはよりパワフルな力強い再生を得意とし、バランスモデルはより一音一音を丁寧に細かく鳴らしてくれる描写力がありました。僕はバランスモデルのほうが好みでしたが、ご案内したお客様はステレオミニモデルの方が好きだと言う方も多かったです。

こちらは既に店頭でも展開・販売が開始しております。また、先行販売記念として特価価格で販売も引き続き行っておりますので、IE80ユーザーの方はぜひチェックしてみて下さいね!

 

以上、大先生的ベスト5のご紹介でした!

 

 

 


 

番外 JKの営業さん(ELECOM)

この二日間のイベントレポートで、一番反響があったのがこのツイートでした。

 

みんな正直かよ!!

 

 

 

お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。